ニコン、手ブレ補正付きの10倍ズームスイバル機「COOLPIX S10」

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ニコン、手ブレ補正付きの10倍ズームスイバル機「COOLPIX S10」

COOLPIX S10

　ニコンは、スイバルデザインの手ブレ補正付き光学10倍ズームモデル「COOLPIX S10」を9月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　2004年秋発売の「COOLPIX S4」に続くスイバルモデル。レンズ部分が270度まで回転し、さまざまなアングルで撮影できる。

　S10では新たに手ブレ補正機構「VR」を搭載。ブレを軽減する方向にCCDを動かしてブレを補正する「イメージセンサーシフト式」を採用している。さらに、ISO800までの高感度撮影に対応した。レンズの開放F値は全域でF3.5。

　また、2.5型液晶モニターの画素数を約11.5万画素から約23万画素に精細化したほか、内蔵メモリ容量を13.5MBから16MBに増加。さらに、電源を単三電池2本からリチウムイオン充電池「EN-EL5」に変更した。CIPA規格準拠の撮影枚数は約300コマとなっている。

　加えて、同社が2006年春モデルから搭載を開始した「Pictmotion(ピクトモーション)」を装備。音楽付きのスライドショー再生を本体内で楽しめる。

　そのほかの主な仕様はCOOLPIX S4を継承。撮像素子は1/2.5型の有効600万画素CCDで、最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。オート、ISO50/200/400/800の感度切替が行なえる。

　レンズは焦点距離38～380mm(35mm判換算)の10倍ズーム。通常撮影時の最短撮影距離は約30cm、マクロ撮影時は約4cm。SDメモリーカードスロットと内蔵16MBメモリを本体に装備する。

　「顔認識AF」、「アドバンスト赤目軽減機能」、「D-ライティング」を総称した「フェイスクリアー機能」を引き続き採用。最大シャッター速度は1/1,000秒のまま据え置かれている。

　本体サイズは約112.5×40.5×74.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約220g(本体のみ)。COOLPIX S4の直線を基調としたデザインから、丸みを帯びたデザインに変わっている。

■ ＵＲＬ
　ニコン
　 http://www.nikon.co.jp/

■ 関連記事
・ニコン、2年振りに復活のスイバルモデル「COOLPIX S4」（2005/09/01）

（本誌：折本幸治）
2006/08/24 15:53

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