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松下電器、光学10倍ズームの“旅カメラ"「LUMIX DMC-TZ1」

~屈曲光学系と沈胴光学系を組み合わせて薄型化

 松下電器産業はコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TZ1」を3月24日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は45,000円前後の見込み。

 屈曲光学系の先端に沈胴光学系を組み合わせることで、光学10倍の高倍率ズーム機としては薄く携帯しやすい形状のボディを実現した。

 旅行の出発日を設定しておくと、画像に旅行の何日目かを自動的に記録する「トラベル日付」機能や、旅行先の時間帯を世界地図から選べる「ワールドタイム」機能、飛行機の窓からの景色を撮影するのに最適な「空撮モード」、強い日差しの下で人物と背景を両立させる「ビーチモード」などを備え、旅行に最適なカメラとしている。

 独Leicaブランドのレンズに同社得意の光学式手ブレ補正機構を備えるほか、2006年春モデルのLUMIXシリーズから装備されている高感度撮影機能も備える。また、画像処理エンジンは従来のヴィーナスエンジンIIをグレードアップした「ヴィーナスエンジンIII」を搭載。高感度撮影時の画質向上、消費電力の削減(ヴィーナスエンジンIIから20%減)などを図っている。

 またAF駆動にはリニアモーターを採用。ギアによる回転駆動を排することで、より高速で精度が高く、静かなAFを可能にしている。




 撮像素子は1/2.5型CCDだが、使用する範囲は1/2.8型相当。有効画素数は500万画素。感度はISO80~1,600。最大記録解像度は2,560×1,920ピクセル。3:2モードで最大2,560×1,712ピクセル、16:9モードで最大2,560×1,440ピクセルでの撮影も可能。記録形式はJPEG。

 連写は高速モードで秒間3コマ、低速モードで秒間2コマ。画質ファインで3コマ、スタンダードで5コマまで連写可能。動画は最大848×480ピクセル、30fps、音声付で撮影可能。記録形式はQuickTime(Motion JPEG)。

 レンズはLEICA DC VARIO-ELMARIT 10倍ズームレンズ。非球面レンズ3枚を含む10群12枚で構成される。35mm判換算の焦点距離は35~350mm、開放F値はF2.8~4.2。最短撮影距離は広角側で40cm、望遠側で2m、マクロモードでは広角側で5cm、望遠端で1m。

 液晶モニタは2.5型(20.7万画素)の低温ポリシリコンTFT液晶。光学ファインダーは搭載しない。記録媒体は13.4MBの内蔵メモリとSDメモリーカード/MMC(MMCは静止画のみ対応)。電源はリチウムイオン充電池。

 本体サイズは112×40.2×58.1mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とメモリカードを含む重量は約262g。本体色はシルキーシルバー、シャンペンゴールド、コンフォートブルーを用意。別売オプションとして、水深40m対応のマリンケース「DMW-MCTZ1」が4月に発売される。


コンフォートブルー シャンペンゴールド


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URL
  松下電器産業
  http://panasonic.jp/
  ニュースリリース
  http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-2/jn060214-2.html
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/tz1/


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/02/14 12:45
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