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ニコン、無線LAN通信機能内蔵の「COOLPIX P1」 |
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IEEE 802.11b/g規格準拠の内蔵無線LAN通信機能を搭載したデジタルカメラ。同規格対応のPCやプリンターにワイヤレスで接続し、画像の転送やプリントなどが可能。同社では内蔵型無線LAN通信機能は世界初としている。通信にはPTPを無線LAN用に拡張した「PTP/IP」を使用。ニコンではD2X、D2H、D2Hs用のワイヤレストランスミッター「WT-2」での採用例がある。 撮った写真をPCへ転送可能で、さらにPictBridge対応のプリンターに別売のワイヤレスプリンタアダプター「PD-10」を取り付ければ、撮影画像をカメラから直接無線でプリンターに転送、プリントできる。PD-10はオープンプライスで、店頭予想価格は6,000円前後と見られる。 転送機能は次の7種類。「簡単転送」は、内蔵メモリ(P1が32MB、P2が16MB)、または記録メディアとして採用するSDメモリーカードからPCに未保存のものだけを転送する。「撮影日転送」は、指定した撮影日の画像のみ転送。「転送マーク画像転送」は転送マークを付けた画像のみを、「選択画像転送」は任意に選択した画像のみを転送可能。さらに、撮影した画像をすぐに転送する「撮影&転送」も利用できる。PCからの操作で転送を行なう「PCモード」、PCに接続したプリンタに直接転送する「ワイヤレスプリント」も装備する。
P1とP2の違いは撮像素子。P1は1/1.8型の有効800万画素CCD、P2は1/1.8型有効510万画素CCDを搭載する。最大記録解像度は、P1が3,264×2,448ピクセル、P2が2,592×1,944ピクセル。また、内蔵メモリ容量もP1が32MB、P2が16MBと異なる。そのほかの主な仕様は共通。 35mm判換算で焦点距離36～126mm相当の光学3.5倍ズームニッコールレンズを採用。開放F値は2.7～5.2。6群7枚構成で、うち2枚は非球面レンズとなっている。最短撮影距離はレンズ前約50cm、マクロモード時は広角端で約4cm。 同社の2005年春モデルから搭載されている「顔認識AF」、「アドバンスト赤目軽減」、「D-ライティング」からなる「フェイスクリアー機能」を採用。また、最大640×480ピクセル/30fpsの動画記録も可能で、音声記録は不可能ながら微速度撮影も行なえる。 液晶モニターは11万画素の2.5型。SDメモリーカード、または内蔵メモリ内の画像を撮影日ごとに分類して表示する「撮影日一覧機能」も装備している。選択した画像に対し、D-ライティング、プリント指定、削除、転送マーク設定、スモールピクチャーの操作ができる。 電源にはリチウムイオン充電池「EN-EL8」を使用。撮影可能コマ数は、CIPA規格基準でP1が約180コマ、P2が約190コマ。本体サイズおよび重量はP1、P2とも同等で、約91×39×60mm(幅×奥行き×高さ)、約170g(本体のみ)となっている。 ※掲載時、記事の一部が脱落していました。お詫びして追加いたします。 ■ お問い合わせ先 カスタマーサポートセンター Tel.0570-02-8000 ■ ＵＲＬ ニコン http://www.nikon.co.jp/ ニュースリリース http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/0901_p1-2_02.htm （ 本誌：折本 幸治 ） 2005/09/01 17:03
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