|
上段左からシルバー、ブラック、下段左からレッド、ゴールド
|
ソニーは、2.5型液晶モニターなどを備えた薄型コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-T5」を9月9日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。カラーバリエーションは、シルバー、レッド、ゴールド、ブラックの4色。
1/2.5型の有効510万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶モニター、メモリースティックDuo/PRO Duoなどを採用する薄型コンパクト機。最薄部は15.3mm。
同じく薄型のDSC-Tシリーズの流れを汲むデザインながら、社名ロゴの位置などを変更、「携帯電話やポータブルオーディオのように首から下げて持ち歩ける」という縦型デザインを採用した。なお、欧米では1日に発表済み。
カラーバリエーションによって質感が異なり、シルバー、レッド、ゴールドにはヘアライン加工、ブラックにはブラスト加工が施されている。また、全機種の本体にアルマイト加工を採用。底面にも鏡面処理を行なうなど「持つ喜びを提案した」としている。なお、底面にはDSC-Tシリーズにはなかった三脚穴を装備している。
記録解像度は2,592×1,944/2.592×1,728/2,048×1,536/1,280×960/640×480ピクセル。1,920×1,080ピクセルの「16:9モード」も利用できる。ISO感度は64/100/200/400相当。MPEG-1での動画記録にも対応。最大640×480ピクセル、約30fpsでの記録が行なえる。
画像処理システム「リアル・イメージング・プロセッサー」により、起動時間約1.1秒、シャッターラグ約0.24秒、レリーズラグ約0.009秒、撮影間隔約0.9秒を実現。最大9枚の連写モードも備える。
8群11枚構成の「バリオ・テッサー」レンズを搭載。非球面3枚、プリズム1枚を採用するレンズで、35mm判換算の焦点距離は38~114mm相当。開放F値はF3.5~4.4。最短撮影距離は通常撮影時が約50cm、マクロAF時が広角端約8cm、望遠端約25cm。広角端で約1~20cmまで寄れる「拡大鏡モード」も利用できる。
液晶モニターには2.5型23万画素の「クリアフォト液晶」を装備。コントラストを上げ、色再現性とコントラストに優れるとしている。液晶モニター表面には、反射を抑えるARコートやコントラストを確保するノングレア処理も施されている。
メモリースティックPRO Duo/Duoに加え、内蔵32MBメモリへの記録も可能。電源はインフォリチウムTタイプ(NP-FT1)。動作時間は約240枚。
本体にUSB 2.0、AV出力、DC入力を兼ねたマルチ端子を装備。本体サイズは約93.6×20.3(最薄部15.3mm)×60m(幅×奥行き×高さ)、重量は約114g(本体のみ)、約139g(撮影時)。
なお専用オプションとして、水深約3mまで対応するスポーツバッグ「SPK-THB」(11,550円)、充電およびテレビ観賞・プリント操作が行なえるサイバーショットステーション「CSS-TNA」(8,085円)、ソフトキャリングケース「LCS-THF」(2,940円)も発売になる。
|
|
|
スポーツバッグ「SPK-THB」
|
ソフトキャリングケース「LCS-THF」
|
サイバーショットステーション「CSS-TNA」
|
■ お問い合わせ先
お客様ご相談センター
Tel.0570-00-3311
Tel.03-5448-3311
■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200508/05-0818/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T5/
■ 関連記事
・ 米Sony、510万画素の薄型コンパクト機「Cyber-shot DSC-T5」(2005/08/01)
・ ソニー、厚さ10mmを切った薄型カードデジカメ「サイバーショットT7」(2005/03/09)
( 本誌:折本 幸治 )
2005/08/18 14:14
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|