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オリンパス、「i:robe」体験イベントを六本木ヒルズ森タワーなどで開催

~アリーナでは川原亜矢子さんのトークショーも

六本木ヒルズアリーナでのトークショーの様子
 オリンパスイメージング株式会社は23日、新製品「i:robe」と「m:robe」の体験イベントを東京・六本木ヒルズで開催した。i:robeを試用した川原亜矢子さんによるトークショーを実施したほか、森タワー展望室にタッチ&トライコーナーを設置し、発売の近いrobeシリーズをアピールした。

 i:robeおよびm:robeは、同社が「第3の柱にしたい」(小宮弘社長)と力を入れる新製品。映像系のi:robe(IR-500)と音楽系のm:robe(MR-500i)をラインナップし、共に11月26日に発売する。

 i:robeは有効400万画素2.8倍ズームのコンパクトデジタルカメラで、同社が「360度マルチスイングディスプレイ」と呼ぶ2.5型の半透過型TFT液晶ディスプレイ、別売のHDDやプリンタとPCレスで接続できる「Dock & Done」機能などを特徴とする。また、m:robeと同様、白磁器をイメージした本体デザインも特徴となっている。

 開催当日、同社はイベント開催を告知する約70枚分のポスターや看板を六本木ヒルズ一帯に設けていた。通路の床、柱などいたるところに見受けられ、その一部は地下鉄六本木駅のエスカレータでも見られるほど。会場で使う展示機もi:robe、m:robeとも各30台を用意するなど、発売直前のイベントにかける力の入れようが感じられた。


地下鉄六本木駅からの入り口に設けられた垂幕と看板 けやき坂コンプレックス前の通路 アリーナへ向かう階段にも

 イベントは2カ所で行なわれた。森タワー内「東京シティービュー」では、i:robeおよびm:robeのタッチ&トライコーナーを設置。12月5日までオープンしている。入館するには東京シティビューの入場料が必要。一般1,500円、学生(高校生、大学生)1,000円、子供(4歳以上~中学生)500円となっている。時間は11時から20時まで。

 森タワーの52階にある東京シティービューは、六本木ヒルズに初めて訪れた人が必ずといってよいほど入場する展望室。休日ともなると、カップルや家族連れ、地方からの観光客など来場者も多い。

 展示はi:robeとm:robeに別れており、i:robeコーナーではHDDの「S-HD-100」や昇華型プリンタの「P-S100」と共に並べられた。来場者に記念撮影を呼びかけ、その場でプリントを手渡す趣向。もともと記念撮影を盛んに行なう場所とあって、家族連れを中心に多くの来場者が参加していた。画像を液晶モニターで見た来場者に「きれいだ」との感想をよくもらったという。ただし、意外にもデザインについて触れる来場者は少ないそうだ。


東京シティビューのイベント会場 i:robeコーナー 記念撮影のプリントアウトを持ち帰ることが可能

i:robe(IR-500)とHDDのS-HD-100 昇華型プリンタ「P-S100」との組み合わせ例 記念撮影は子供連れ客に人気だという

イベント当日の六本木ヒルズアリーナ
 もう1カ所は、野外ステージ「六本木ヒルズアリーナ」において、女優の川原亜矢子さんを招いてのトークショー。川原さんはペンタックスブランドのCMキャラクターを務めるほどの写真好きで、同社の依頼により発売前のi:robeを試用したという。なお、トークショーの開催は23日のみ。

 i:robeを手にステージに登場した川原さんは、i:robeのデザインについて、「男女問わず愛されるデザイン。耐久性も十分と聞いてます」と語り、「HDD含めて使い勝手はとてもよいです。何かを差し込んだりせず、置くだけで充電できるのもうれしい」と報告した。


i:robeの使用感を語った川原亜矢子さん i:robeの画質を「鮮やかに色が出る」と評価 六本木ヒルズには「散歩でよく訪れます」とのこと

 その後、普段の撮影スタイルについて説明した。主な被写体はペットのゴールデンレトリバー「ソレイユ」と、パグの「トーモイ」の犬2頭。六本木ヒルズにもよく散歩に来るという。そのため、ローアングルで撮れるi:robeが「犬の目線で撮れるため便利」だという。画質については、「パグ犬は顔が黒いのでしわの再現が難しいんです。でも(i:robeで)きれいに撮れたので感激しました」と絶賛。そのほか、川原さん撮影の画像を会場のオーロラビジョンで表示しながら、撮影時の心境などを語った。表示された作品はペットをアップで写したものが多く、そのたびに会場の女性客からは「かわいい!」との声が聞かれた。なお、川原さん撮影によるソレイユとトーモイの写真集が扶桑社から発売されている。


会場で紹介された川原さんの作品の一部
 次に、川原さんの写真と5月にビクターエンタテインメントからリリースしたCDアルバム「So Nice」を使い、m:robeのリミックスプレイモードで再生。指定した音楽にあわせたエフェクトやトランジションをかけ、スライドショーを自動作成する機能で、BGM付きの自作品を見た川原さんは「(写真が)外国みたい」、「近未来写真のよう」と感想を語った。最後に「これからもi:robeを使って思い出を増やしていきたいです」とまとめた。

 なお、12月4日および5日には、六本木ヒルズ内の多目的スペース「umu」(テレビ朝日本社1階)でも展示体験イベントが行なわれる。時間は12時から19時。さらに、11月27日、28日には六本木アカデミーヒルズで「E-300体感フェア」も行なう。時間は11時から19時。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2004b/nr041115robeevj.cfm
  robeスペシャルサイト
  http://www.robe-gate.com/jp/

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( 折本 幸治 )
2004/11/24 00:04
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