ワコムは、プロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos4」を4月3日に発売する。
発売するのは、「Intuos4 Extra Large」(PTK-1240/K0)、「Intuos4 Large」(PTK-840/K0)、「Intuos4 Midium」(PTK-640/K0)、「Intuos4 Small」(PTK-440/K0)の4製品。価格はオープンプライス。直販サイトでの予想価格は、Intuos4 Extra Largeが8万4,800円、同Largeが4万2,800円、同Midiumが3万2,800円、同Smallが2万2,800円。
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Intuos4 Large
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Intuos4 Small
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このうちIntuos4 Midiumと同Smallには、画像処理ソフト「Adobe Photoshop Elements 7 for Windows」、「Adobe Photoshop Elements 6 for Macintosh」、「Corel Painter Essential 4」、「Corel Painter Sketch Pad」をセットにした「Intuos4 Special Edition」を用意。価格は、Midiumが3万5,800円、Smallが2万5,800円。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.4.8以降。
利き手を問わず自然に使用できるという、上下対称のシンメトリックデザインを採用。すべてのサイズで操作キー類を片側に集約したほか、有機ELディスプレイによりファンクションキーに割り当てた機能を視認できるようになった。
また、Intuos3で搭載していたトラックパッドに替わって円形のタッチホイールを装備した。タッチホイールには最大4種類の機能を設定可能で、例えばPhotoshop CS4の「回転ビュー」を割り当てた場合は、ホイール上で指をスライドさせると、カンバスの回転表示が追従する。さらに、割り当てた機能のポインタ速度も設定可能。
ドライバーのソフトウェアには、コマンドのショートカットやアプリケーションの起動などを登録できる「ラジアルメニュー」を追加した。ラジアルメニューをファンクションキーに割り当てることで使用できる。
新開発のチップセンサーにより、筆圧を感知するON荷重がIntuos3の約10gから約1gに軽くなった。また、ペンに搭載するICも刷新し、2,048レベルの筆圧認識が可能になった。加えて、省電力化と信号ロスの低減を図った結果、動作の安定性が向上したという。
オーバーレイシートは、より紙に近い書き味を考慮してマットタイプを標準装備。
ペン先は、従来から付属していた「標準ポリアセタール芯」5本と「ストローク芯」1本に加え、「ハードフェルト芯」3本と「エラストマー芯」1本を標準で同梱する。また、USBケーブルも着脱可能になった。
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筆圧カウント方式を「デュアルスロープ」に変更(画像は発表会時のもの)
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有機ELによる割り当て機能のディスプレイ表示が可能に
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そのほか共通の仕様は、読取分解能が0.005mm、読取精度が±0.25mm、最高読取速度が200ポイント/秒、読取可能高さが10mm、傾き検出レベルが±60レベル。PCとの接続はUSB接続。
Intuos4 Extra Largeの読取可能範囲は487.7×304.8mm。外寸は約623×462×28mm(幅×奥行き×高さ、以下同)、重量は約3.5kg。USBケーブルの着脱はできない。
同Largeの読取可能範囲は325.1×203.2mm、重量は約1.8kg。
同Midiumの読取可能範囲は223.5×139.7mm、重量は約1kg。
同Smallの読取可能範囲は157.5×98.4mm、重量は約0.7kg。割り当て機能のディスプレイ表示は非搭載となる。
Intuos4は、26日に東京ビッグサイトで開幕したフォトイメージングエキスポ2009(PIE2009)の同社ブースでも展示している。
■ URL
ワコム
http://www.wacom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.wacom.co.jp/corporate/news_detail.php?id=209
スペシャルサイト
http://intuos.jp/
( 本誌:関根慎一 )
2009/03/26 20:37
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