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オリンパス、国交省の新基準案に対応した「蔵衛門御用達9」


蔵衛門御用達9 Professional版(左)とStandard版(右)
 オリンパスは、工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達9」シリーズを11月28日に発売する。価格は、Standard版が1万3,440円、Professional版が5万2,500円。Professional版の5ライセンス版が13万6,500円、10ライセンス版が18万9,000円。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista。

 蔵衛門御用達シリーズは、工事写真と写真情報を登録することで工事写真台帳を作成できるソフト。NECソフト、トリワークスと共同で開発した。

 Professional版のみ、国土交通省や農林水産省の基準案および要領案に対応し、写真以外の成果物を含めた電子納品データの入出力が可能。またJV(ジョイントベンチャー)間でのデータ共有・管理が行なえる。

 主な新機能は、国土交通省が2008年5月に改定した新基準案および要領案に準拠した電子納品に対応したこと。

 具体的には、「土木設計業務等の電子納品要領・基準(案)」の場合は、改定された要領・基準(案)に準拠した工事写真のみの電子成果品を作成でき、「工事完成図書の電子納品要領(案)」の場合は改定された要領・基準(案)に準拠した発注図面、打ち合わせ簿、施工計画書、工事写真、その他の電子成果品を作成できる。

 また、電子納品データの出力時に、川田テクノシステムの電子納品媒体作成支援ソフト「電納ヘルパー」にデータを引き継ぎ、そのまま起動することも可能。

 さらに、工事情報登録時に最新バージョンのTECRIS/CORINSのXML形式データが利用できるほか、JIS2004の環境依存文字の使用、工事写真台帳の両面印刷、アルバム作成時における指定項目の規定値設定、入力文字の拡大表示、ファイル日付によるソート・選択・取り込みが可能になった。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  製品情報
  http://olympus-imaging.jp/product/software/goyoutashi9/

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( 本誌:関根慎一 )
2008/10/30 13:22
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