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キヤノン、充電時間を短縮した外部ストロボ「430EX II」

~静音化やロック式レバーの採用も

 キヤノンは、外部ストロボ「スピードライト430EX II」を7月下旬に発売する。価格は3万4,650円。



カメラの液晶モニターからストロボの設定ができる
 2005年10月に発売した「スピードライト430EX」の後継モデル。最大ガイドナンバー43、自動ズーム機能、バウンス機能、照射角などを引き継ぎながら、充電時間の短縮や充電音の静音化を図った。

 新回路を搭載し、約20%の充電時間短縮を実現した。アルカリ電池使用時の充電時間はEX430の約3.7秒から3秒になるとしている。また、上位モデル「580EX II」と同じ充電方式を用いることで充電音を低減させた。

 ロック部は、580EX IIと同じレバー式の「ワンタッチロック機構」を採用。ストロボの脚部はモールドから金属に変更し、強度を向上させた。さらに、接点のピン形状を580EX IIと同じにすることで、通信の信頼性を向上させた。マニュアル発光時のステップは、EX430の1ステップから1/3ステップになった。

 新たにカメラの液晶モニターから、発光モード、シンクロ設定、調光補正などの設定が可能になった。カスタム機能も同様に設定できる。液晶モニターからのメニュー設定は、EOS-1D Mark III、EOS-1Ds Mark III、EOS 40D、EOS Kiss X2、EOS Kiss Fで使用可能。

 ISO100時の最大ガイドナンバーは105mm時で43、24mm時で25。35mmフルサイズよりも小さな撮像素子を搭載したデジタルカメラで、装備レンズの有効画角に合わせてストロボのズームを制御する。照射角は35mm判換算で24~105mm。ワイドパネルを使用することで14mmに対応。調光方式はE-TTL II、E-TTL、TTLに対応する。ストロボの色温度をカメラに伝える「色温度情報通信」機能も搭載する。

 上0~90度、左0~180度、右0~90度のバウンスが可能。背面にバックライト付きの液晶パネルを備える。

 電源は単3電池×4本。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池を使用できる。

 本体サイズは72×101×122mm(幅×奥行き×高さ)。重量は320g



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-06/pr-eoskissf.html
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/eos/accessary/detail/2805b001.html


( 本誌:武石 修 )
2008/06/10 12:57
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