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ニッシン、「スピードライトDi466」にAF補助LEDを追加

~プロ向け外付けバッテリーパックの発売も予告

スピードライトDi466
 ニッシンジャパンは14日、クリップオンストロボ「スピードライトDi466」の発売日を4月24日に決定した。発表当初、発売時期を4月中旬としていた製品。価格は2万1,000円。

 ガイドナンバー46(ISO200、照射角105mm相当)、バウンス発光対応のクリップオンストロボ。キヤノンおよびニコンのTTL調光に対応する。電源として使用する電池4本を一度に挿入できるバッテリーマガジンを採用。また、TTL調光全体のレベルを自分好みに設定できる「マイTTL設定」を備えている。

 発表時になかった新機能として、「オートフォーカス補助LED機能」を追加。低照度時に自動的に発光し、合焦しやすくなる。また、ニッシンのロゴ位置をボディ左上から下部に変更している。

 17日現在の対応予定機種は次の通り。EOS-1D Mark III、EOS-1D Mark II、EOS-1D Mark II N、EOS-1Ds Mark II、EOS 5D、EOS Kiss Digital、EOS Kiss Digital N、EOS Kiss Digital X、EOS 10D、EOS 20D、EOS 30D、EOS 40D、PowerShot G7、PowerShot G9(以上キヤノン)。D300、D200、D40、D40x、D50、D60、D70s、D70、D80、D2Xs、D2X、D2Hs、D2H、COOLPIX P5000、COOLPIX P5100(以上ニコン)。発表当初との違いは、対応機種にニコンのデジタル一眼レフカメラ「D60」を追加したこと。


パワーパック・プロ
 さらにニッシンジャパンは、プロ機材の製造・販売を行なう「ストロボ工房」を開設し、専用窓口を設けると発表した。ストロボ関連機材、プロカメラマンの要望に応じる製品開発、小ロット生産、直販、カスタマイズを特徴とする。

 ストロボ工房の新製品として、まずはストロボ用の外部電源「パワーパック・プロ」の開発を行なう。積層電池の生産終了により入手しづらくなった積層電池パックに代わるものとし、電源にはコネクター付きニッケル水素SUB-Cセル6本パックを使用。パックごとの充電が行なえる。

 外部電源ソケット付きのキヤノンまたはニコン純正ストロボに対応。ストロボとの接続コードは、所有する積層電池パックのものを付け替えて使用する。予想価格は本体(コード1本分のコネクター付け替え加工費を含む)が3万4,000円。コード2本目の付け替え加工費は2,500円、電池パックは3,500~4,500円(容量によって変化)、充電器が3,500円、放電器が1,000~1,500円になる見込み。

 2台のストロボに接続可能(同時使用は不可)で、発光回数の目安は1日500枚程度のTTL発光で約3日間。約500回の充放電が可能という。

 また、19日に東京ビッグサイトで開幕するイベント「フォトイメージングエキスポ2008」において、ブース内にプロカメラマン向けの相談窓口「ストロボ工房」を設ける。パワーパック・プロのデモ機を用意し、予約を受け付ける。


外部電源コネクター 外部電源電池


URL
  ニッシン
  http://www.nissin-japan.com/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.nissin-japan.com/news/Di466PRa.pdf

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/03/17 12:33
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