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日本初のクランプラー直営店が銀座にオープン

~開店記念バッグを50個限定で販売

クランプラーギンザの外観
 銀一は30日、豪州のバッグブランド「クランプラー」の直営店「クランプラーギンザ」を、東京 銀座に開店した。開店に先立つ29日、同店において関係者向けの内覧会が開催された。

 クランプラーはお膝元の豪州をはじめ米ニューヨークやアジア各国に直営店を持つが、日本では銀座店が初の直営店となる。場所は中央区銀座1-6-11土志田ビル1階で、銀一のデジタルショップを直営店に改装した。デジタルショップは地下に移り、地下にあったスタジオ機材は規模を拡大して月島の店舗に移転した。開店時間は11~20時で、火曜定休。

【お詫びと訂正】記事初出時、店舗の住所を誤って記載しておりました。正しくは中央区銀座1-6-11土志田ビル1階です。お詫びして訂正させていただきます。


店内
クランプラーの現行製品がすべて展示・販売される。壁紙は豪州のクランプラーがデザインしたオリジナルで、中世の絵画調だが随所にクランプラー風の遊びが見られる

限定発売された赤いエンブレム付きのメッセンジャーバッグ。世界中で各色150個ずつしか販売されていない
 クランプラーはデザイン性に優れたメッセンジャーバッグからその事業を始め、カメラバッグ、コンピュータバッグ、トートバッグなどに品目を増やしてきた。これまで国内では、カメラ店、コンピューターショップ、自転車店など、品目ごとに取扱店が分かれており、クランプラー製品が一同に会する場がなかった。クランプラーギンザでは現行製品がすべて展示・販売されており、ジャンルを超えてクランプラーの世界観を体験したり、製品を購入できる場所となっている。

 なお、開店を記念して、50個限定のクランプラーギンザのオリジナルメッセンジャーバッグが販売される。バッグのフラップには海賊旗のような骸骨の図案と、大きなシリアルナンバーがあしらわれる。すべて豪州のクランプラーで手作りされるため、発売時期は2008年2月になる予定。価格は未定だ。


クランプラーギンザオリジナルのメッセンジャーバッグ。「01」がシリアルナンバー
ショーウィンドウにはシリアルナンバー02のオリジナルバッグがあった

ウィル・ミラー氏
 内覧会にはクランプラー創設者のひとりであるウィル・ミラー氏が来店。短時間ではあるが話をうかがえた。

--メッセンジャーバッグを作り始めた経緯を教えてください。

 クランプラーの3人の創設者は自転車便メッセンジャーだったのですが、それまであったメッセンジャーバッグはデザインの点でも、耐久性などの機能の点でも不満でした。なので、耐久性とデザイン性を兼ね備えたナイロン素材のメッセンジャーバッグを作ることにしたのです。

--カメラバッグに参入したのはなぜですか?

 カメラバッグのほとんどは黒くて四角いものだったからです。ドンケもロープロもすばらしいバッグですが、いかにもカメラバッグらしい外観です。わたしたちはカメラバッグに見えないようなデザインの製品を作り上げました。


クランプラーのカメラバッグシリーズ
新製品の小型カメラバッグ「4ミリオン・ダラー・ホーム」

メッセンジャーバッグをカメラバッグにする「ザ・バケット」
--たしかにほかのカメラバッグと比較すると個性的ですが、カメラを保護する機能が必須のためか、こうしてメッセンジャーバッグなどのほかのクランプラー製品と並ぶと、やはりカメラバッグらしく見えるし、すこし保守的なデザインにも見えます。

 それは重要な問題です。このカメラ用のインサート「ザ・バケット」はその回答のひとつです。これを入れればクランプラーのデザイン性にすぐれたメッセンジャーバッグを、カメラバッグとして使えます。

--カメラバッグの分野では、デザインに配慮したフォロワーもいくつか現れています。これらとの差別化をどう図っていくのでしょうか。

 やはりクランプラーらしいデザインですね。ひとつの製品は、2年ごとにデザインを変えるようにしていますし、いつも新しいデザインのことを考えています。来年は車輪付のキャリーバッグを発売しますが、これもいままでにない、クランプラーらしいデザインにします。



URL
  クランプラー
  http://www.crumpler.jp/
  銀一
  http://www.ginichi.com/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/11/30 12:19
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