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プロフォト、8層構造チューブのカーボン三脚「Induro」

〜水平ポジションにも対応、方位磁石も装備

最大サイズのC413、C414
 プロフォトは5日、米Macグループの新三脚ブランド「Induro」(インデューロ)の国内発売を発表した。三脚、一脚、自由雲台などを6月下旬に発売する。

 Induroは、米国ディストリビューターのMacグループが、自ら製作した撮影用品の新ブランド。Macグループは、プロフォト、マミヤ、セコニック、テンバ、リーフ、エックスライトなどの撮影機材の販売代理を行なっており、初の自社ブランドとしてInduroを展開する。

 海外では2006年11月に発表、同年12月に米国で発売。現在、オーストラリアや韓国などでも人気を得ているという。米国外ではProfoto ABと販売提携を結んでいる。日本ではProfoto ABの現地法人であるプロフォトが取り扱う。

 主力製品はナット式フリクションのカーボン三脚。加えてカーボン製の一脚や自由雲台などをリリースする。いずれもコンシューマー市場に向けたもの。製品保証は購入時から2年間、さらにWebからのユーザー登録で追加3年間の計5年間となっている。


カーボンフレックス8Xシリーズ三脚

 脚材として初の8層構造を採用。従来の6層製品に対し、6割増の強度を実現したという。また、ロックリング式のグリップは防塵・防滴構造を採用する。

 センターコラム(ポール)を水平・垂直ボジションへと切り替える機構を装備する。同様の機構を備えた他社ブランドとの違いは、センターポールを抜くことなく、水平ポジションへの切替が可能なこと。民生用の三脚では初としている。コラムヒンジを締めるネジを緩め、センターコラムをほぼいっぱいまで伸ばすと、ヒンジを軸にセンターコラムを90度回転できる。


CX213 CX214

 脚部は24度、55度、80度に設定可能。ローポジションにも対応する。ただしセンターコラムは分割できないため、ローポジション用の低コラム(ELC-0〜ELC-3)を別途用意する必要がある。なお、標準装備センターコラム底部には、バネ式のウェイトフックを装備している。

 石突きは着脱式で、付属のステンレス製スパイクフットに変更可能。また、雲台取り付け部には、リバーシブルの1/4および3/8取り付けネジを備えるユニーバサル・ヘッドマウンティング機構を採用する。

 そのほか、本体に水準器と方位磁石を装備。脚部にはフォームグリップを備える。製品には専用キャリーバッグや、ショルダーベルトなどが付属。ショルダーベルトは、キャリーバッグ、または三脚のセンターポールに取り付けることが可能。

 サイズ別に4製品をラインナップ。価格は、3段のCX213が5万7,540円、CX113が4万9,350円。4段のCX214が5万9,010円、CX114が5万1,555円。


手前のストッパーを緩めると、センターコラムを引き出せる
センターコラムを引き出し、90度傾けると水平ポジションになる

付属品一式

カーボン8Xシリーズ三脚

 センターコラムの水平・垂直切替機構を省略したベーシックタイプ。ただしカーボンフレックス8Xよりラインナップが豊富で、最大で全高1.8m(エレベーター伸張時)、重量2.96kgの大型タイプも選べる。水平・垂直切替を除く主な特徴は、カーボンフレックス8Xに準ずる。

 価格は、3段伸張の「C413」が9万4,500円、「C313」が7万8,225円、「C213」が5万3,550円、「C113」が4万5,360円、「C013」が39,165円。4段の「C414」が9万6,915円、「C314」が8万325円、「C213」が5万3,550円、「C114」が4万7,460円、「C014」が4万1,475円。


C413 C414

カーボン8Xシリーズ一脚

 カーボンフレックス8X、カーボン8Xと同様の8層カーボン素材を採用する一脚。ベーシックな「MC」タイプに加え、サポートレッグを備えたMXCタイプなど計6製品をラインナップする。

 価格は、サポートレッグ装備の「MXC45」が2万8,035円、「MXC44」が2万4,150円、「MXC34」が2万2,050円。サポートレッグ非装備の「MC25」が1万7,850円、「MC24」が1万5,960円、「MC14」が1万4,070円。


MCX45 MC25(上)とMC14(下)

DM/SAシリーズ

 クイックシュー標準装備の自由雲台。サイズ別にDMシリーズとSAシリーズに分かれている。SAシリーズは水準器を搭載。

 価格は、「DM23」が3万3,390円、「DM12」が2万9,925円、「DM01」が2万5,515円。「SA23」が1万1,550円、「SA12」が9,555円、「SA01」が7,455円、「SA0」が6,300円。

 クイックシュー単体での購入も可能。価格は、SA0/SA01用、またはSA12/SA23用の「SA-QR」が2,100円。DM23用の「QR-23」が3,990円、DM12用の「QR-12」が3,675円、DM01用の「QR-01」が3,360円。


DM23 右のノブでクイックシューを緩めて外す

SA23 SAシリーズの上部。水準器を装備する

「高性能を高価格で」は当たり前、ベストバリューで提供

Macグループのマーケティングマネージャー、ロレンゾ・ガスペリーニ氏
 来日したMacグループのマーケティングマネージャー、ロレンゾ・ガスペリーニ氏は、Induro開発のきっかけについて「(Macグループには)モノを販売するだけでなく、モノを生み出せる可能性があるのではと考えていた」と説明。開発成果には、同氏がプロダクトマネージャーとして在籍した、ジッツォやマンフロットでの経験が活きているという。なお、Induroの由来は、イタリア語で耐久性を意味する「デュレボル」から来ている。

 またInduroの利点として、コストパフォーマンスを強調。「高性能なものを高価に売るのは当たり前。最高のマテリアルを使い、ベストバリューで提供する。それがMacグループのビジョン」という。米国でも高級三脚のシェアや認知度としては、「ジッツォやマンフロットが君臨するのが当たり前」という。その中で、InduroはMacグループ自らが提供することで、マーケットの反響が大きかったそうだ。

 Macグループでは、今回発表した三脚以外にも、Induroブランドでの新製品を予定している。現在の候補は3ウェイ雲台、小型三脚、ビデオカメラ用の製品。いずれも発売時期は未定。3ウェイ雲台は「マーケットのコピーではなく、新しいアイデアを盛り込んだもの」になるという。また、ロレンゾ氏によると、スタジオ業務向け製品への展開も視野に入れているそうだ。

Induroの名前の由来を「デューロ」としていましたが、正しくは「デュレボル」です。お詫びして訂正いたします。



URL
  プロフォト
  http://www.profoto.jp/


( 本誌:折本 幸治 )
2007/06/05 21:21
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