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エプソン、大判インクジェットプリンタのカートリッジを環境配慮型に


 エプソンは12日、大判インクジェットプリンタのインクカートリッジ個装箱とインクカートリッジを環境配慮型に変更し、世界共通仕様化すると発表した。12月下旬出荷分から対応製品に順次切り替える。


個装箱 インクカートリッジ

 インクカートリッジの個装箱を、従来の再生紙80%の白箱から、再生紙100%によるクラフトボール製の茶箱に変更するほか、フルカラーだったパッケージ印刷をモノクロ印刷にする。また、個装箱に7カ国語を併記し世界共通仕様とする。

 加えて、インクカートリッジ本体のプラスチック材料を、グレーから着色剤を使用しない無着色の素材に変更し、成型工程の削減など製造時の環境負荷低減を図る。また、汎用性が増すことで材料のリサイクル性の向上が見込まれるとしている。

 環境配慮型のインクカートリッジを採用する機種は、PX-9500/9500S/7500/7500S/6500/6200S/9000/7000/6000/6000S、EX-7000。

 同社ではこれらの新カートリッジを、14日から東京ビッグサイトで開催される環境展示会「エコプロダクツ2006」に出展する。



URL
  エプソン
  http://www.epson.jp/
  ニュースリリース
  http://www.epson.jp/osirase/2006/061212.htm


( 本誌:武石 修 )
2006/12/12 15:56
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