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市川ソフト、RAW現像ソフト「SILKYPIX 2.0」をアップデート

~Windows版は緊急アップデートをリリース

SILKYPIX Developer Studio 2.0(開発テスト版)
 株式会社市川ソフトラボラトリーは、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 2.0」Windows版、Macintosh版それぞれの最新バージョンをリリースした。バージョンナンバーはWindows版が2.0.2.3、Macintosh版が2.0.1。

 Windows版では、前バージョンの2.0.2.2において重大な不具合があり、「一部操作において使い物にならない状態であることから、2.0.2.3を緊急にリリースした」という。

 具体的には、トーンカーブをコントロールボックスに置くと表示されない問題に対応したほか、サムネール表示モードでロックがかかり操作不能になる問題、ヒストグラムや簡易プレビューを表示していると極端に操作性が悪化する問題を修正した。

 なお、7日に公開された2.0.2.2では、キヤノンEOS-1D Mark II、EOS 5Dに対応。画像保存サイズの履歴管理と前回保存サイズの復元が可能になったほか、F9キーを使い表示されているフローティング・コントロールすべての表示・非表示を行なう表示切り替え機能が加わった。

 また、前バージョンではデジタル一眼レフのみに対応していたシェーディング(周辺光量低下)補正機能、画角パラメータを画像のExif情報から取得して自動設定する機能を、コンパクトデジタルカメラにも拡張した。

 そのほか、サムネールモードにおいて、トリミングした状態のサムネールを表示するようになったほか、GUIの改良と表示の高速化、「WB微調整」で表示がおかしくなる問題の修正などを行なっている。

 Macintosh版では、キヤノンEOS-1D Mark II、EOS 5Dに対応した。新たに加わった機能は、F9キーを使い表示されているフローティング・コントロールすべての表示・非表示を行なう表示切り替え機能、アプリケーションを終了しても用紙設定を記録する機能。

 主な修正点は、ホワイトバランスをオートに設定後、露出をオートに設定すると露出の数値が更新されない問題、特定条件でハイライト警告を行なうと、画像の色が反転したようになる問題。

 SILKYPIXは、同社がオンラインで直販する汎用RAW現像ソフト。「SILKYPIX Developer Studio 2.0」では、自動露出補正、オートホワイトバランス、暗部調整、ハイライトコントローラー、ディストーション補正などが追加された。価格は1ライセンス16,000円。1.0からのアップグレード価格は6,200円。



URL
  市川ソフトラボラトリー
  http://www.isl.co.jp/
  製品情報
  http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/

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( 本誌:青山 貴司 )
2005/10/11 17:51
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