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恒陽社、Eye-Oneシリーズ測定器を新タイプに変更

~「i1」から「Eye-One」に名称変更、デジカメ用プロファイル作成が可能に

新ロゴデザイン
 株式会社恒陽社は6日、スイスGretagMacbeth(グレタグマクベス)のカラーマネジメントツール「i1」(アイワン)シリーズの表記を世界共通の商標「Eye-One」に改めたと発表した。同時に、6月出荷分よりEye-One Pro測定器と同梱のプロファイル作成ソフト「Eye-One Match」も新バージョンに切り替えた。

 また、シリーズ最上位のパッケージ「Eye-One Workflow」を7月15日に発売。価格は577,500円となっている。


Eye-One Pro測定器 Revision B

Eye-One Pro測定器
 Eye-One Pro測定器はスペクトル方式(分光光度計)を採用するキャリブレート用の分光反射率測定器。新バージョンのRevision Bは「Eye-One Design」、「Eye-One Pro Photo」、「Eye-One Pro Publish」、「Eye-One Pro Workflow」の6月出荷分以降に含まれている。

 380~730nmの分光波長域を10nm単位で測定する。6月から切り替わった新タイプの「Revision B」は、1秒間に100回だった測色を200回に高めている。また、丸みのあるテフロンパッドを新たに採用し、「滑らかですばやい測定動作が可能になった」としている。

 なお、旧製品ユーザー向けのRevision Bへの交換プログラムが予定されている。詳細は未定。


Eye-One Match 3.2

デジタルカメラ用カラーチャート「Digital Color Checker SG」(別売)
 2月発表のカラーマネジメントソフト「Eye-One Match 3」のマイナーバージョンアップ版。対応OSはWindows 2000/XP、Mac OS X 10.2以降。同社のサイトからダウンロードが可能。ただし、Eye-Oneシリーズ測定器のシリアル番号が必要となる。

 3.2では、デジタルカメラのプロファイル作成機能が加わった。作成には別売のカラーチャート「Digital Color Checker SG」を使用する。露出、コントラスト、彩度、シャドウなどを編集する詳細モードに加え、プロファイルをすばやく作成できるという簡易モードも搭載。複数台の個体差を吸収するインプットプロファイルも作成できる。また、ナナオのColorEdgeシリーズ(CG18、CG19、CG21)や、ラシーのLacieelectron 22blue IVでの自動キャリブレーションに対応した。

 さらに、測定時の画面点滅による警告、チャート測定時におけるパッチ認識性能の向上、チャート測定に関する使い方ガイドムービーが加わっている。


Eye-One Workflow

 写真家向けの「Eye-One Pro Photo」と製版・印刷業向けの「Eye-One Pro Publish」、プロジェクターの色調整を行なう「Eye-One Beamer」を組み合わせたパッケージ。さらにストレージケースやキャリングケースが付属する。

 付属ソフトはEye-One Match 3.2とカラーユーティリティソフト「Eye-OneShare1.4」。デジタルカメラのプロファイル作成チャートも付属する。


Eye-One Workflowの使用イメージ ストレージケース キャリングケース


URL
  恒陽社
  http://www.koyosha.co.jp/
  製品情報
  http://www.i1color.co.jp/

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恒陽社、カラーマネジメントツール「i1」シリーズの新製品(2005/02/02)


( 本誌:折本 幸治 )
2005/07/06 17:07
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