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市川ソフト、SILKYPIXをPentium Dに最適化


 株式会社市川ソフトラボラトリーは27日、同社製RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 1.0」がインテルのCPU「Pentium D」に最適化されていると発表した。

 Pentium Dは1つのCPUにプロセッサコアを2個搭載することで処理能力を高めたプロセッサ。同社製CPUにはすでに、1つのコアで2つの処理を同時に行なう「ハイパースレッディング」(HT)を採用したPentium 4があるが、HTでは1つの演算ユニットやキャッシュを2つの処理で分け合うのに対し、Pentium Dではそれぞれのコアが固有のユニットを持っているため、さらに高い処理能力を持つとしている。

 リリースではHTに対応したPentium 4とPentium Dを比較。どちらも動作周波数は3GHz、メモリは1GB、OSはWindows XPとし、Pentium 4でHTをOFFにした場合とONにした場合、およびPentium DでSILKYPIXのRAW現像処理にかかる時間を比較した。その結果、Pentium Dでは、HTをOFFにしたPentium 4の約1.8倍、HTをONにしたPentium 4の約1.4倍のパフォーマンスが得られたとしている。

 なお、SILKYPIXのRAW現像エンジンを搭載した同社製画像編集ソフト「デイジーコラージュ8」でも、同様にパフォーマンスが向上するとしている。

 なお、すでに公開されている「SILKYPIX Developer Studio Ver.1.0.17.0」がすでにPentium Dに最適化されているため、新リビジョンの公開などは行なわれていない。また、SILKYPIXの登録ユーザーにのみ公開されている開発テスト版も最適化済み。



URL
  市川ソフトラボラトリー
  http://www.isl.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/news050527.html
  製品情報
  http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/


( 田中 真一郎 )
2005/05/30 12:55
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