サンディスク、高速メモリカード「Extreme III」シリーズを国内発売

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サンディスク、高速メモリカード「Extreme III」シリーズを国内発売

～2009年には1GBカードが10ドルに

　サンディスク株式会社は、高速メモリカード「Extreme III」シリーズを3月より発売する。CF、SDメモリーカード、メモリースティックPROが用意される。価格はオープンプライス。

　2004年9月にPhotokina 2004で発表された製品。欧米ではすでに発売されている。

　32bit RISCプロセッサと、独自アルゴリズムによるコントローラ、16bit内部バス、マルチセクタのパイプラインデータ転送などで、高速転送を実現する独自技術「ESP」(Enhanced Super-Parallel Processing)を採用。CFとSDメモリーカードでは最低20MB/秒、メモリースティックPROでは最低18MB/秒のデータ書き込み/読み出しが可能としている。

　プロユースを想定し、無期限の保証、サポートダイヤルなどが用意される。また、データ復旧ソフト「RscurePRO」が付属する。

■ 数年で20MB/秒を超える

　同社は24日、都内で報道関係者向けに説明会を開催。この中で米Sandiskの創設者であるエリ・ハラリCEOは「2009年にはデジタルカメラ向けフラッシュメモリカードが1GBで10ドルになる」との予測を提示。低価格化に伴い、メモリカードが使い切りタイプになるとした。

　また転送速度について「現状では、デジタル一眼レフカメラは20MB/秒の転送速度を生かしきれていない。性能を有効に活用するためのコラボレーションを、メーカーと続けていく」とした。また「私たちの技術者は、数年のうちに20MB/秒を超えるのに、大きな障害はないと見ている」と述べ、容量だけでなくデータ転送速度の面でもさらなく向上を図っていくとした。


米Sandiskのエリ・ハラリCEO	デジカメ向けカードは1GBが10ドルに

■ ＵＲＬ
　サンディスク
　 http://www.sandisk.co.jp/

■ 関連記事
・【Photokina 2004】SanDisk、20MB/secの高速メモリーカード「Extreme III」など（2004/09/30）

（田中真一郎）
2005/02/24 16:00

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