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Map Cameraの2018年12月「新品・中古デジカメ人気ランキング」
フルサイズミラーレスが多数ランクイン
2019年1月22日 11:47
シュッピン株式会社は1月18日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび店頭における2018年12月1日~12月31日の新品・中古デジタルカメラ売上ランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン EOS R
3位:ソニー α7R III
4位:ニコン Z 6
5位:富士フイルム X-T3
6位:オリンパス Tough TG-5
7位:ニコン D850
8位:ソニー RX100 VI
9位:キヤノン EOS Kiss M
10位:オリンパス OM-D E-M1 Mark II
2カ月にわたって首位を守ってきたキヤノンのミラーレスカメラ「EOS R」から、ソニーのミラーレスカメラ「α7 III」が首位を奪還。「α7R III」が3位にランクインするなど、ソニー勢が安定感のある強さをみせつけた。
EOS Rは、首位を陥落したといっても2位にとどまっており、勢いが落ちたとは言えない。ニコンの「Z 6」も4位に付けており、キヤノン・ニコン勢の最新機種は首位を狙える位置にある。
5位には、富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T3」がランクイン。同社によると、ボディや交換レンズ群が手頃な大きさにまとまっている富士フイルムのシステムは、新規ファンを開拓しており、着実に勢いをのばしているという。
デジタル一眼レフカメラとして前回唯一ランクインしたニコンの「D850」は、順位を2つ上げ7位。他メーカーの一眼レフカメラがランクインしない中、孤軍奮闘が続いている。
この他、ランキングの常連になっているオリンパスの「Tough TG-5」やソニーの「RX100 VI」など、一芸に秀でたコンパクトデジタルカメラの好調も2018年の特徴といえそうだ。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン EOS 5D Mark IV
3位:ソニー α7 II
4位:キヤノン EOS 5D Mark III
5位:富士フイルム X-T2
6位:キヤノン EOS 6D
7位:キヤノン EOS 7D Mark II
8位:ニコン D750
9位:ニコン D500
10位:富士フイルム X-T1
ソニーのミラーレスカメラ「α7 III」が、新品・中古の両部門で1位を獲得。しかも、2位のキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」に大きな差を付けての1位だったという。
このことについて同社は、上位機種である「α7R III」への買い替えだけでなく、キヤノン「EOS R」やニコン「Zシリーズ」への買い替え(あるいは2社システムへの出戻り)により中古品が出回ったと考察している。
1位に大差を付けられているものの、キヤノンの一眼レフカメラは4機種がランクインするなど勢いがある。ニコンも2機種の一眼レフカメラがランクインしており、中古ランキングでは、一眼レフカメラに根強い人気がある。
富士フイルムは、「X-T2」が5位、「X-T1」が10位につけるなど奮闘している。