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世界全体でレンズ一体型カメラが好調に 2025年デジタルカメラ生産出荷実績が公開
2026年3月3日 17:37
一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が、2025年の年間デジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)を公開している。総出荷台数および金額について、いずれも前年を上回る結果となった。
具体的には、総出荷台数が943万8,876台で前年比111.2%、総出荷金額が8,805億7,451万9,000円で同106.8%を記録した。
カメラ区分の内訳で見ると、特に好調だったのがレンズ一体型カメラ。台数は243万6,911台で129.6%、金額は1,514億5,969万8,000円で148.9%と大きく伸長した。
ミラーレスカメラも前年から微増。台数が631万1,054台で112.5%、金額が6,987億1,799万1,000円で103.4%だった。一方、一眼レフカメラは台数が6万9,011台で69.3%、金額が303億9,683万円で64.3%だった。
中国を筆頭に各地域で好調
日本国内向け市場においては、デジタルカメラ総出荷台数が99万6,328台で前年比98.4%、金額が740億934万8,000円で同102.1%を記録。前年比でほぼ横ばいとなった。
内訳で見ると世界全体の傾向と同じくレンズ一体型カメラの好調が顕著だった。台数が52万5,177台で119.7%、金額が243億3,003万2,000円で162.0%となっている。
レンズ交換式カメラについてはミラーレスカメラと一眼レフカメラのいずれも不調で、前年を割り込む結果になった。ミラーレスカメラは台数84.2%・金額87.4%、一眼レフカメラは台数47.3%・金額56.5%と減少した。
地域別では中国向け市場を筆頭に、アジア向け(日本・中国以外)、欧州向け、米州向け、その他地域向けの全地域で前年を上回る結果となった。
規模の最も大きい中国向け市場は、前年比で総出荷台数116.3%、金額106.8%を記録。ここでもやはりレンズ一体型カメラの好調が目立っており、台数150.5%、金額167.2%と大きく数字を伸ばした。
