赤城耕一の「アカギカメラ」

第136回:ポケッタブルで気分良く撮れる「FUJIFILM X-T30 III」

CP+2026も無事に終了しまして、さて、今年の目玉のカメラは何か、カメラグランプリに相応しい機種はどれかという話をする時期がやってまいりました。

筆者も外部選考委員というのを長くやらせていただいているのですが、どうも1番推しのカメラというのがグランプリに輝いたことって少ないような気がします。

ええ、ヘソがワキのあたりに曲がってついていることと、カメラの順位づけが苦手だからです、好みはありますよ、でもね基本的にはカメラ博愛主義者なんで。

で、今回、自分のカメラグランプリ推しカメラでね、忘れていたものがあったのでした。これが、2025年11月に発売された富士フイルムX-T30 IIIであります。

そんなのビギナー機じゃんと思ったあなた。

ええ、そのとおりです。

でも高齢初心者としてはもうX-T5でもオーバースペックで、大きく重たいじゃんと思うことが多く、持ち出す機会がぐっと減りまして、留守番することが多くなりました。これはねえ、もったいないよなあ。

あ、信じてもらえないかもしれませんが、カラダがデカいからといって、デカくて重たいカメラが適しているとか、好きとは限らないわけですよ。

昨今の仕事はワンオペで行うことも珍しくないですし、大きい、重いカメラは趣味の楽しみ時間のものだけにしておいて、お仕事カメラ機材は可能なかぎり小さく軽くしたいわけです。

この数年はマイクロフォーサーズ機の使用頻度がかなり多くなりました。筆者の商いでは何ら問題ありませんが、時おり画のニュアンスを変えるために、APS-Cから35mmフルサイズのフォーマットのカメラを使いたいことがあります。

これもね、毎度書いておりますが、筆者の場合は大きなフォーマットサイズを選択するのは高画質の追求ばかりではなくて、各レンズの実焦点距離の効果を生かし、画の雰囲気を変えることを重視しているからです。

雨あがりの朝。日常の片隅の光景みたいなものに惹かれるので、コンデジ感覚で集めたものが増えてゆきます。依頼仕事ではなくても毎日何かしら撮影はしているわけだから常に共にありたいカメラには惹かれますね。
富士フイルム X-T30 III/XF27mmF2.8 R WR/27mm(41mm相当)/絞り優先AE(1/1,250秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: Velvia
湿度感のある描写ですね。最至近距離で撮影しています。曇天ですが、色再現も優秀です。
富士フイルム X-T30 III/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS/23.3mm(35mm相当)/プログラムAE(1/240秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
今月のスクラップ&ビルド。工事に携わるみなさん、みんなそっぽを向いていますけど、カメラは人物だと認識して顔の部分にフォーカスがいくわけです。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/33mm(50mm相当)/絞り優先AE(1/210秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA

マイクロフォーサーズ機は実焦点距離が短いので、被写界深度が深く、スナップやロケ先での商品撮影などでは便利この上ないのですが、サムネイルを見ると画の変化が乏しいと感じることもあり。

これは筆者の腕が基本的に足りないとか、絞りの効果を適切に生かせていないという理由もあるのですが、被写界深度を浅くするという目的のためだけに大口径レンズをバッグに余分に入れて携行するのがイヤということもあるわけです。

そんな時はマイクロフォーサーズと35mmフルサイズセンサーの真ん中の大きさになる、APS-Cフォーマットサイズの富士フイルムのXシリーズを主に持ち出していたのですが、正直、先ほど取り上げたX-T5ですら持て余していました。重くて、スペックも使いきれないので。

そこで、今回小型軽量がウリのX-T30 IIIをお迎えし、試してみようと考えたわけです。

筆者でもなんとか購入できる価格帯ということもお迎えした理由としてありますけど、じつは2019年登場の初代のX-T30のころから狙っていた機種なのです。ぼやぼやしているうちに気づいたら3代目となっていたわけです。

キットレンズのXC13-33mmF3.5-6.3 OISはお迎えするかどうか悩みました。性能は間違いないという確信はあり、ワイド方向にシフトした標準ズームは筆者には魅力はあります。ただ、デザインとビルドクオリティが気に入らない。

廉価ズームだけど少し神経使って撮影すると期待を裏切らないですね。もうちょっと外装にこだわりほしいけど。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/33mm(50mm相当)/絞り優先AE(1/40秒、F6.3、−0.7EV)/ISO 1600/フィルムシミュレーション: PROVIA
ワイド端は実焦点距離13mmですから、絞りが開いていても被写界深度が深いのは当然なんで、被写体の様子とか背景を見極めたほうがうまくいくようです。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/13mm(20mm相当)/絞り優先AE(1/350秒、F8.0、−1EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
気持ち、タル型の歪曲があるようですが、問題にはなりません。シブい被写体だからシブく、と思ってクラシッククロームを選びましたがシブすぎましたか。レンズの手ブレ補正はよく効いています。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/15.7mm(24mm相当)/絞り優先AE(1/25秒、F8.0、−1.3EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: クラシッククローム
最至近距離撮影ですが、性能変化を感じません。明るさに無理がないからでしょうか。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/33mm(50mm相当)/絞り優先AE(1/55秒、F6.3、−1EV)/ISO 1600/フィルムシミュレーション: PROVIA

マウント部分はプラスチックで見たくもないのですが、カメラ本体に手ブレ補正機構がないものですから、安パイということでこれもお迎えしてみました。キットレンズですと割安感も大きいです。

X-T30の進化ですが、どこが改良されてIII型まで進化したのでしょうか。調べるのが面倒なので、興味ある方は他のレビューを調べていただいて、密かに筆者に教えてください。次の記事に生かすことにします。

AFとかは改良されていると思いますよ、X-T30 IIIに最初に触れて、色々なモノにフォーカシングさせた時に、これはまったく不満なくイケると思いましたもん。

デザイン的には好きです。筆者と同年代のみなさんはご存知かもしれませんが、かつてのフィルム一眼レフ、フジカST-801をひとまわり小さくしたような全体のフォルムがよい感じです。

当初はX-T50も購入候補に上がったのですが、あの両袖のデザインが筆者の好みに合わず、画素数も大きく価格もそれなりなので見送りました。

X-T30 IIIは各部にプラスチックが多用されているようですが、ダイヤルとか、シャッターまわりの感触は長く使用してきたX-E4よりも好みで仕上げがうまい印象です。

ボディカラーはブラック、チャコールシルバー、シルバーの3種。選択が悩ましいですが、筆者は最近は街中での撮影ではカメラは目立たせたほうがいいと考えているので、シルバーを選んでみました。

指でボディ表面に触れるとわずかなザラつき感があり、それなりの高級感を演出しているし、全体としては、女子ウケもしそうですし、なかなか愛いヤツです。

渋谷の再開発のスピードは早くて、少し目を離すととんでもない風景になっていたりして。近くにお住まいの方とか通勤している方は毎日撮影してください。インフの描写もいいですね。
富士フイルム X-T30 III/XF27mmF2.8 R WR/27mm(41mm相当)/絞り優先AE(1/1,400秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: Velvia
もともとモノトーンな光景だったので、モノクロで現像してしまおうと試してみた作例です。あまり必然はないですが調子は好みです。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/800秒、F6.4、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: ACROS
自然光と室内光のミックス状態ですが、意外と収まりのいい色合いであります。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/300秒、F5.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA

具体的にスペックをみてみます。センサーは第4世代の「X-Trans CMOS 4」。有効画素数は約2,610万で、非常に扱いやすい、バランスのよい画素数であります。

画像処理エンジンは第5世代の「X-Processor 5」です。最新の被写体検出AFを採用しています。被写体認識もよい感じで機能します。動作のレスポンスも筆者の使用では不満は出てきません。

筆者のところでは、サブとして用意したカメラがメインカメラの座を奪い取ってしまうことは珍しくありません。Xシリーズの実力は、これまでの経験上、単なる画素数や機能だけで判断することはできませんから、X-T30 IIIもメインカメラ候補としては十分であると判断できました。

それにしても、質量約378gのX-T30 IIIを手にした瞬間に、筆者は感動してしまいました。

手のひらに感じた重量感だけで、今後ウチのX-T5の使用頻度は落ちると予想されましたが、まだX-T30 IIIをお迎えして数日ですが、予想したとおりX-T5には触れていません。博愛などと出まかせをいう信頼のおけない筆者です。適当ですみません。

デザイン面では他のXシリーズと同様にシャッタースピードダイヤルが備えられていることが嬉しいです。おまえ、じゃあシャッタースピードダイヤルを頻繁に動かし、設定しているのか? あ? と問われれば困ります。格好だけですよ、カメラはそれでいいんです。でもここぞという時は間違いなく使います。

多くの人は触れもしないであろうシャッタースピードダイヤルの存在がエントリークラスの本機にも省略されていないのは“カメラの本質”を突いている感じがして好みです 。筆者は露出補正ダイヤルを多用しますから、設定しやすいこともありがたいです。

また本機はフラッシュ内蔵ではありますが、その存在をうまく隠していることもデザイン評価としては点数が高いです。筆者の場合は本機を手放すまで、フラッシュを一度も発光させずに終わる可能性はかなり高いのですが、フラッシュの存在を忘れさせること。ここに重要な意味があるわけです。

フラッシュは格納されている感があり内蔵しているように見えないのが好きです。筆者はたぶん本機を手放すまで発光させることはないと思うのですが、いつか助けられる瞬間がやってこないとは限りませんから、存在は否定しません。

どちらかといえば、シャッタースピードダイヤルは本来の役割より撮影モードダイヤルの代わりとして考えていいのではと。つまりダイヤルは「A」ポジションかそれ以外か、ということでモード変更することが重要になってきます。

ただ、筆者所有のXマウントレンズの多くは、絞り環があるわけで、撮影モード選択に迷いはないのですが、XC13-33mmF3.5-6.3 OISのような絞り環のないレンズでは、絞り優先AEモードにして任意のF値を設定する時はどうするんだと悩んだりしまして。

筆者にしては珍しく取り説を読んだりして、そうだそうだ、前のコマンドダイヤルを押下してF値設定に切り替えるんだとかわかったり。よく考えられてはいるんですが、またしばらくすると忘れたりするんだろうなと。どのみちプログラムシフトをすればいいんですけどね。

いちおうF値設定の方法は判明はしたので、今日のところは安心して寝ることにします。

もちろんビギナーのみなさまのためには煩わしい設定一切抜きの「オートモード切り替えレバー」もありまして、これを合わせればどなたでもキレーな写真が撮れることになっております。

とはいえ、せっかくいろいろいじくりまわすダイヤルやらボタンがあるのですから、どんどん積極的に触れてみることもおすすめしたいですね。どうにもならなくなれば設定を初期化して勉強しなおせばいいわけです。

取り残されたような光景をつい撮ってしまうのは自分を見ている気分になるからでしょうか。曇天ですけど、よい調子です。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/30.6mm(46mm相当)/絞り優先AE(1/210秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
カラフルな幕。Xだからということはないのですが、それでもこうした被写体の色再現は見たくなります。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/950秒、F5.0、−1.3EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
タギングを撮影すると描いた人の思うツボにハマったとも思うのですが、これもまた現代の街の光景だと思えば撮る人は記録するしかないわけです。
富士フイルム X-T30 III/XF27mmF2.8 R WR/27mm(41mm相当)/絞り優先AE(1/950秒、F8.0、−0.3EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA

個人的には背面にある「フォーカスレバー」の存在は本機を扱う上で、フォーカスエリアの選択よりもメニューからの設定時に便利に使うことができました。直感的に操作できるからです。

もちろん設定を間違えてもカメラがバクハツするようなことはありません、いや間違えようもないのですが、カスタマイズをうまく使えば自分だけのX-T30 IIIになるのではないかと。個人的にはX-Tシリーズ伝統ともいえる露出補正ダイヤルが残されていることもうれしい点です。

コマンドダイヤルですが、ボディから半月型だけ姿をみせるこの方式は以前から好きです。昔のオリンパスPENのフィルム巻き上げみたいでいいですよね。
背面のコマンドダイヤル。両脇にAEロック、AFロックのボタン。ボタンは筆者はあまり使わないんですが、なにか割り当てたほうがいい機能ってあるのかなあと検討しているところであります。

背面LCDはチルト式なので、光軸から外れずに動き、静止画向きともされています。そうなの?

それよりも常に足や腰が痛い年寄りとしては、チルトだろうがバリアングルだろうがLCDが動くか動かないかだけで、撮影時の動きが大きく変わってまいりますからありがたいですね。

本機のウリはボディサイズにしては大きいフィルムシミュレーションダイヤルを左肩に搭載していることのようです。

フィルムシミュレーションダイヤルも大きく、その個性的な存在を誇示しているかのようです。使用頻度が高い人にとってはありがたい機能なのです。筆者は使うなら、カメラ内RAW現像時かなあ。

これは他のX兄弟機の一部にも採用されていますが、積極的にフィルムシミュレーションをお使いくださいということであります。撮影者が工夫したオリジナルの「FSレシピ」も登録することができます。

シミュレーションは全部で20種類もあるそうで、筆者などはどう選んでよいか迷います。

被写体を見つけた時に適したシミュレーションを選んで設定するのでしょうか。ダイヤルのシミュレーションのアイコンには数種しかありませんが、C(カスタム)とかFSのポジションに割り当てたりして使うようです。ごくろうさまです。

ここで先に謝っておきたいのですが、正直なところ筆者はみなさんが大好きなフィルムシミュレーションには固執しておりません。

色再現が現実に忠実だったり、盛ってみたり、鮮やかだったりシブかったり、モノクロにしてみたりと、さまざまに選択できることはすばらしいですが、少なくとも撮影時には別のところを見て集中していますから、色再現や調子のことを考えている余裕がありません。

それに元のフィルムの多くがディスコンになった今、はいこれが「アスティア」ですよー。なんて言って説明するのは昔のフィルムをよく知る年寄りにはツライ感じもいたします。

見た目が派手な色をしている看板ですけど、フィルムシミュレーションで適宜に落ち着かせることもできますね。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/33mm(50mm相当)/絞り優先AE(1/220秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 800/フィルムシミュレーション: ASTIA
青空好きとしては、時として“盛った” 色再現が見たくなるわけです。下町の空でも南国の空でも変わらないんじゃないかという青空です。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/1,800秒、F7.1、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: Velvia
ヤレた鉄の扉。これはクラシッククロームだろうということで設定してみました。重厚な再現というよりも華美にならないのでリアリティがあります。もっと渋くしてもいいと思うのですが、カメラ内RAW現像では調整設定するのが面倒くさい(笑)。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/絞り優先AE(1/450秒、F6.4、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: クラシッククローム

偉そうなモノ言いですが、シミュレーション重視ならば、撮影後に少し時間をかけて、カメラ内RAW現像やPCで、被写体に合わせて選択設定し、追い込んでゆくほうが筆者には性に合った使い方であり、あたりまえですが、デジタルならではのフィルム選びということになります。このあたり、あらためてXシリーズの多様性を生かすべきだと考えています。

X-T30 III、控えめな存在かと思いましたがなかなかどうして気分よく撮ることができました。撮影時も廉価モデルを扱っているという印象もありません。

EVFやLCDなどの性能は上位機との差異はあるのでしょうが、パンケーキタイプの単焦点レンズを装着したら、冬のコートのポケットに入りました。

Xシリーズの黎明期に用意されたズームですけど、ツッコミどころがない性能であります。
富士フイルム X-T30 III/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS/35.8mm(54mm相当)/プログラムAE(1/600秒、F9.0、±0.0EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA

ただし、ボディサイズが小さいので誤ってボタン類に触れ、あれれ、ファインダー内に情報が出ないぜー。とかいう状態にもなりましたけど、これはファインダーアイピースを覗きながらDISP BACKボタンを押したら、設定することができました。この設定方法を見つけるのに20分はかかりましたが。

X-T30 IIIはコンデジ感覚で扱うことができますから、お気軽感があるのはうれしい。スマホとの親和性もよいことから、撮影予定がない時にも常に一緒に連れ歩くことができます。

レンズ交換はできますし、見かけとは異なり、本格的な撮影ができるのがよいですね。ここぞという時に小さいバッグやコートのポケットから取り出し、本気モードで撮れるのは快楽でしょう。

小さく軽いカメラが好きな筆者には、X-T30 IIIは、どストライクなカメラでありました。

渋谷は円山町なんですが、仕事先の真ん前の光景。非日常感を出すために、カラークロームブルーなるエフェクトを採用してみました(笑)。
富士フイルム X-T30 III/XF27mmF2.8 R WR/27mm(41mm相当)/絞り優先AE(1/1,100秒、F8.0、−0.7EV)/ISO 400/カラークロームブルー
冬に咲くバラを見つけ。この条件では開放絞りでも背景は大きくはボケないですね。あたりまえなんですが。
富士フイルム X-T30 III/XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/33mm(50mm相当)/絞り優先AE(1/750秒、F6.3、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
プログラムAEですと天気よくても、高速シャッター気味にシフトしますね。いや、問題はないのですが。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/2,400秒、F5.6、−0.7EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: PROVIA
平板な被写体です。平行な位置にこだわりましたが、均質性の高い画像です。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/2,900秒、F5.6、±0.0EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: Velvia
しゃがまないと撮影できない位置にあったので、チルトしたLCDで適当に撮影したらうまくハマったという例で他に意味はないのですが、背景のハイライトだけ、カメラ内現像のトーンカーブで落としてみました。
富士フイルム X-T30 III/XF18mmF2 R/18mm(27mm相当)/プログラムAE(1/160秒、F4.5、±0.0EV)/ISO 400/フィルムシミュレーション: ACROS
赤城耕一

1961年東京生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒。一般雑誌や広告、PR誌の撮影をするかたわら、ライターとしてデジカメ Watchをはじめとする各種カメラ雑誌へ、メカニズムの論評、写真評、書評を寄稿している。またワークショップ講師、芸術系大学、専門学校などの講師を務める。日本作例写真家協会(JSPA)会長。著書に「アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。」(インプレス)「フィルムカメラ放蕩記」(ホビージャパン)「赤城写真機診療所 MarkII」(玄光社)など多数。