ニュース
Map Camera、2019年5月の新品・中古デジカメ人気ランキングを公開
"フルサイズミラーレス3強時代"に突入か
2019年6月18日 15:05
シュッピン株式会社は6月17日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2019年5月1日~5月31日の新品・中古デジタルカメラ売上ランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 III
2位:キヤノン IXY 200
3位:ニコン Z 6
4位:ソニー α6400
5位:富士フイルム X-T30
6位:オリンパス Tough TG-5
7位:ソニー α7R III
8位:キヤノン EOS R
9位:ニコン Z 7
10位:リコー GR III
ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 III」が、2位に大差を付けての首位を獲得。発売からすでに1年以上経過(2018年3月23日発売)しているが、いまだに人気は衰えていない。また、7位に「α7R III」(2017年11月25日発売)、ランク外の11位に「α9」(2017年5月26日発売)がつけるなど、ソニーのフルサイズミラーレスカメラは、どれも息が長い。
さらに、APS-Cミラーレスカメラ「α6400」が4位、ランク外の12位に1型センサー搭載カメラ「RX0 II」(DSC-RX0M2)、13位にコンパクトデジタルカメラ「RX100 VI」(DSC-RX100M6)がランクインした。
2019年1月ランクインからランキングの常連になったキヤノンのコンパクトデジタルカメラ「IXY 200」が、2月のランキング以来の2位を獲得した。同カメラは、店頭での販売はあまりなく、ほとんどがインターネットでの販売であることから、正確な購買層が把握できないという。
同じく常連となっているオリンパスのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-5」が6位にランクインしたが、こちらは生産完了の発表があり、すでに「在庫限り」となっている。しかし、後継機「OLYMPUS Tough TG-6」が2019年7月下旬に発売されることが発表された。
このほか、ニコンの「Nikon Z 6」が3位、「Nikon Z 7」が9位、キヤノンの「EOS R」が8位にランクインするなど、2メーカーのフルサイズモデルもランキングに定着している。
同社では、フルサイズミラーレス機も3強時代に突入したとしており、特にニコンについては、新たな専用レンズを続々発売している点や6月からキャッシュバックキャンペーンを展開していることから、次回のランキングでの躍動が大いに期待できると考察している。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:ソニー α7 II
2位:ニコン D750
3位:キヤノン EOS 5D Mark IV
4位:ソニー α7 III
5位:ソニー α7R II
6位:富士フイルム X100F
7位:富士フイルム X-T2
8位:キヤノン EOS 7D Mark II
9位:リコー GR II
10位:ニコン D500
ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 II」が4月に続き1位を獲得。また、4位に「α7 III」、5位に「α7R II」がランクイン。ソニーのフルサイズミラーレスカメラは、新品・中古問わず、安定した人気がある。
また、APS-Cミラーレスカメラ「α6400」人気の影響か、「α6000」がランク外の12位につけている。これは、「α6400」への買い替えで、中古の数が増えたことが要因と思われる。
2位には、ニコンの「D750」、3位にキヤノンの「EOS 5D Mark IV」というフルサイズデジタル一眼レフカメラがランクイン。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラとしては、8位にキヤノン「EOS 7D Mark II」、10位にニコン「D500」がランクインした。
また、ニコンの「D850」と「D810」、キヤノンの「EOS 6D Mark II」がトップ10入りを狙える位置にあるという。
前回ランクから外れてしまった、富士フイルムの「FUJIFILM X100F」やリコー「GR II」といった高画質コンパクトデジタルカメラがランキングに復活。また、リコーの「GR III」が早くも14位にランクインした。