ニュース

ソニー、Gマスターレンズに「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」を追加

ボケにこだわった中望遠レンズ マクロ切り替えリングも装備

ソニーは、Eマウント用交換レンズ「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」(SEL100F28GM)を4月に発売する。メーカー希望小売価格は18万8,000円(税別)。

α7R IIなどのフルサイズEマウントボディに装着できる中望遠レンズ。高画質を謳うプレミアムレンズシリーズ「Gマスター」の一員としてラインナップされる。

型名に含まれる「STF」は、「Smooth Trans Focus」の略称。STFレンズといえば、ミノルタおよびソニーαマウント用のレンズ「135mm F2.8 [T4.5] STF」が著名だ。内蔵された「アポダイゼーション(APD)光学エレメント」が作り出す、滑らかで美しいボケ像を好むファンは多い。

新製品では新開発のAPD光学エレメントを採用。「STFレンズ特有の洗練されたぼけ味でなめらかに描きます」としている。口径食も抑えたとし、画面全域での円形ボケを実現するという。レンズ構成は10群13枚(APD光学エレメントを除く)。

AF駆動用のデバイスとして、ダイレクトドライブSSM(Super Sonic wave Motor)を搭載。像面位相差AFおよびコントラストAFの両方に対応している。

レンズ内手ブレ補正機構も内蔵する。

鏡筒に搭載されたマクロ切り替えリングを操作することで、最短撮影距離0.57mの近接撮影も可能。Tナンバーを表記した絞りリングも備えた。

フォーカスホールドボタン、AF/MFを切り替えるフォーカスモードスイッチも装備する。

フィルター径は72mm。最大径×長さは85.2×118.1mm。質量は700g。防塵防滴に配慮した設計となっている。

本誌:折本幸治