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ソニー、フルサイズ対応のEマウント広角ズーム2本を海外発表
大口径の「FE 16-35mm F2.8 GM」と最広角の「FE 12-24mm F4 G」
2017年5月18日 01:53
FE 16-35mm F2.8 GM(SEL1635GM)
発売済みのFE 24-70mm F2.8 GMおよびFE 70-200mm F2.8 GM OSSと並び、開放F2.8通しの"G MASTER"ズームレンズ。ヨーロッパで8月に約2,700ユーロ、約2,300ポンドで発売する。
小型軽量で機動性も高いという大口径広角ズームレンズ。5枚の非球面レンズと2枚のソニーXA(Exrtreme Aspherical)レンズの採用により、ズーム全域で収差を抑え、高い解像力を実現したとしている。同レンズの最前面に用いられるのは、これまでのXAレンズで最大口径のもの。
レンズ構成は13群16枚。ほぼ円形を保つ11枚羽根の絞りや、フローティングフォーカス機構を採用している。最短撮影距離は0.28m。
レンズ最前面にフッ素コーティング、内部にはナノARコーティングも採用した。
鏡筒にはフォーカスホールドボタンを装備。レンズフードには取り付けロック機構が備わる。防塵防滴に配慮した設計としている。フィルター径は82mm。
外形寸法と重量は121.6×88.5mm、680g。
FEレンズでF2.8通しの広角ズームは初。同様のスペックを持つレンズは、Aマウントにツァイス銘の「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II」(税込実売25万2,780円前後)があり、フィルター径77mm、約872gだった。
FE 12-24mm F4 G(SEL1224G)
ソニーのフルサイズ対応Eマウントレンズの最広角域をカバーするレンズ。ヨーロッパで7月に約2,000ユーロ、約1,700ポンドで発売する。
566gの小型軽量を特徴とする広角ズームレンズ。非球面レンズ4枚やナノARコーティングを採用。側面にフォーカスホールドボタンを装備し、鏡筒は防塵防滴に配慮した設計。
最短撮影距離は0.28m。絞り羽根は7枚。
外形寸法と重量は117.4×87mm、565g。レンズフードは一体型。
EマウントのF4広角ズームにはツァイス銘の「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS」(税込実売15万5,390円前後)があり、そちらの外形寸法と重量は78×98.5mm、約518g。