岡嶋和幸の「あとで買う」

1,683点目:写真家6人が撮って試す最新カメラ特集号

ホビージャパン『Cameraholics Vol.14』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ホビージャパン『Cameraholics Vol.14』

本日はホビージャパンの『Cameraholics』(カメラホリック)です。1,522点目で『Cameraholics Vol.13』を紹介してから半年、待望の最新号です。販売価格は3,300円で、Kindle版もあります。

年末年始のコタツのお供にいかがでしょうか。注目の最新カメラ特集ということで、「写真家がそのカメラをどのように捉え、何を撮るのか……」を掘り下げる内容のようです。Leica M EV1を渡部さとるさんが担当するほか、OM SYSTEM OM-3、RICOH GR IV、FUJIFILM GFX100RF、FUJIFILM X half、Nikon ZRの合計6台が登場します。

今号で個人的に一番興味があるのは「写真家が憧れる写真家」という特集です。もっとたくさんの人にご登場いただければ、それだけで書籍にまとめられるのではないでしょうか。いろいろなエピソードが語られて楽しめそうです。ぜひどこかの出版社で企画し実現させてください。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。