デジタルカメラマガジン

2016年3月号の「デジカメNEWS調査隊」まとめ

デジタルカメラマガジンのニュースページで紹介されているトピックについて、デジカメWatchの関連記事をまとめました。

外付けSSDは本当に速いのか?HDDとの書き込みテストで比較検証

既報のとおり、サンディスクよりSSDドライブのコンパクトモデルが発売される。約7.4cm四方(エクストリーム 500、510)という小ささにも驚くが、HDDのような可動部品がないことによる信頼性の高さが魅力だ。今回は、エクストリーム500を使用して、従来のHDDよりどの程度書き込みが速くなるのか検証してみたい。(結果はデジタルカメラマガジン本誌154ページで)

サンディスク、防滴・耐衝撃のポータブルSSDを国内発売
撮影に携帯できるバックアップ用外付けストレージ 速度はHDDの約4倍

容量制限なし! スマホからアクセス可能! Amazonのフォトストレージサービス

Amazon.co.jpは、同社のプライム会員(年会費3,900円)向けの特典としてフォトストレージ「プライム・フォト」の提供を開始した。プライム会員ならば、容量の制限なくデータを保存できる。データの保存やダウンロードはWebブラウザや専用アプリ、スマートフォンで手軽に行える。

Amazon、容量無制限の写真保存サービス「プライム・フォト」
RAWも対応 リサイズ・圧縮無しでアップロード

自動画像解析&レイアウト機能がすごい! キヤノンのフォトブック新サービス

キヤノンはフォトブック作成サービス「PhotoJewel S」を3月中旬より開始する。これまでCiG会員向けだった「PhotoJewel」とは違い、オープンサービスとなる。最大の目玉は自動画像解析・レイアウトエンジン「EAGiAL(イージアル)」によって、分類や構成の手間を大幅に軽減していること。

キヤノン、自動レイアウトのフォトブックサービス
表情や構図などから写真を自動選択

バッテリー搭載の小型プリンター どこでも写真プリントが楽しめる

キヤノンは、熱昇華型のコンパクトプリンター「SELPHY CP1200」を発売する。CP910の後継モデルにあたり、バッテリーの直付けが可能になったほか、Wi-Fi設定を簡略化するWi-Fiボタンの装備や、焼き増し機能、2面配置レイアウトなど、さまざまな機能拡充が行われている。

キヤノン、バッテリーを装着できる小型フォトプリンター「SELPHY CP1200」
Wi-Fi、AirPrint、SDカード、USBから印刷可能

キヤノン、ニコンのTTL対応ストロボで無線による安定したシンクロが可能

KPIはTTLワイヤレスフラッシュトリガーX1日本正規版を発売する。2.4GHz帯の無線でストロボ同調できるのが特徴で、最大100m離れたストロボの同調発光が行える。TTLはE-TTL、iTTLに対応。1/8,000秒までのハイスピードシンクロや遠隔地のシャッタレリーズも可能だ。

GODOX、キヤノン/ニコンのTTLに対応したラジオトリガー
日本の電波法認証済み

薄くて折り曲げられて使い方いろいろ 防塵・防滴仕様の30cm角LEDライト

テイクは、FOMEX社のフレキシブルLEDライト「FL-600」を発売した。正方の薄いベースマットにLEDを敷き詰めた面光源になっており、両側60度までの折り曲げが可能。IP64相当の防塵・防滴機能も備えており、通常のライトではセットできないような場所でも使用できる。

曲げられる撮影用面光源「フレキシブルLEDライト」

電波を使って光源の光量を露出計で制御「ELスカイポートシステム」対応露出計

セコニックは、Elinchrom社のフラッシュ電波制御「ELスカイポートシステム」を組み込んだ露出計「ライトマスタープロ L-478DR-EL」を発売した。ELスカイポートシステムを搭載した光源の調光が露出計側でできるので、測光から撮影への作業がスムーズに行える。

セコニック、ストロボ制御に対応した露出計
ワイヤレスでモノブロックストロボなどコントロール

パネル交換で色温度を変更 携帯性に優れた小型LEDライト

LPLは、ポケットサイズのLED光源「VL-570C」を発売する。光源に70個のLEDを搭載することで、同社のVL-540C IIよりもさらに3割増しの明るさを実現している。また、一般のストロボよりも微弱ながらフラッシュ機能も装備する。

LPL、ポケットサイズのカメラ装着用LEDライト
ホットシューに連動したフラッシュ発光も

スマートグラスMOVERIO BT-200でRICOH THETAを操作できる無料アプリ

エプソンは、スマートグラス「MOVERIO BT-200」からリコー社の全天球カメラ「RICOH THETA」の操作を行うアプリ「THETA(Device Web API Plug-in)」の無料配布を開始した。これにより、MOVERIOでTHETAでの撮影、ライブビュー、ストレージ管理が可能になる。

EPSONスマートグラス「MOVERIO」に、THETA連動アプリ
撮影画像やライブビューの360度再生に対応

単3型電池で動くモデルもあり。ニコンからCOOLPIX新モデルが登場

COOLPIX A10

ニコンは、COOLPIXの新モデルとして「COOLPIX A10」、「A100」を発売する。レンズや液晶モニターの仕様は両モデルとも同等だ。撮像素子はA10は1/2.3型1,614万画素CCD、A100が1/2.3型2,005万画素CCDを搭載する。A10は電源として単3型電池が利用できるのが特徴だ。

ニコン、単3電池対応のコンパクトデジカメ
広角26mm相当からの5倍ズームレンズ搭載

ライカから防水・防塵・耐衝撃のタフネスAPS-Cコンパクトが登場

ライカは、防水・防塵・耐衝撃性能を備えるAPS-Cコンパクトカメラ「ライカX-U」を発売する。防水・耐塵はIP68相当の性能を有し、砂塵や水の中での使用が可能。耐衝撃はMIL規格(STD 810G)に沿った1.2mからの落下試験をクリア。カメラとしてのスペックはライカX(Typ113)とほぼ同等だ。

防水・耐衝撃のAPS-Cコンパクト「ライカX-U」
水深15m対応・耐落下1.22m

小型サイズを維持しながら倍率アップ。PowerShot SX720 HS&SX420 IS

PowerShot SX720 HS

キヤノンは、Power Shotの高倍率ズームタイプの新製品として「PowerShot SX720 HS」と、「PowerShot SX420 IS」を発売する。いずれも従来機よりズーム倍率を引き上げるとともに、SX720は小型化や動画水平補正機能の追加、SX420はNFCに対応するなど、機能面での拡充が行われている。

キヤノン、40倍ズーム搭載の「PowerShot SX720 HS」
薄型ボディに24-960mm相当のレンズ Wi-Fi、NFCも搭載

キヤノン、グリップ付きのエントリーコンパクト
広角24mmからの42倍ズームレンズ搭載

光学設計を見直した新世代のライカMレンズ

ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.(シルバー)

ライカは、光学設計を見直した新世代のMレンズ「ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.」、「ライカ ズミクロンM f2/28mm ASPH.」、「ライカ エルマリートM f2.8/28mm ASPH.」を2月末より順次発売する。いずれも角型メタルレンズフードと保護リングが付属。35mmは黒と銀の2色。

ライカMレンズ「ズミクロン28mm」「エルマリート28mm」「ズミクロン35mm」がアップデート
描写性能アップ。フルメタル角形フードに変更

リコー創立80周年を記念した、GR IIの特別限定モデルが登場

リコーは創立80周年を記念して、GR IIの特別限定モデル「GR II Silver Edition」を発売する。シルバーのレザートーン塗装で仕上げたGR IIと黒色本革のカメラケースをセットにしたパッケージで販売数量は3,200台。同時にマクロコンバージョンレンズ「GM-1」の発売も予定している。

全世界3,200台限定の「GR II Silver Edition」
リコー創立80周年記念 ざらりとした風合いのレザートーン

Wi-Fi機能搭載のIXY 190と価格を抑えたIXY 180が登場

IXY 190

キヤノンは、コンパクトカメラIXYシリーズの新モデル「IXY 190」、「IXY 180」を発売した。IXY 190は、Wi-Fi/NFCに対応するとともにWi-Fi設定を簡略化するWi-Fiボタンを装備した10倍ズーム機。IXY 180は機能を絞り込むことで価格を抑えた8倍ズーム機だ。

キヤノン、10倍ズーム+Wi-Fi/NFCの「IXY 190」
よりシンプルな8倍ズーム機「IXY 180」も

4K PHOTOが手軽に楽しめる30倍ズームのコンパクトLUMIX TZ85

パナソニックは、LUMIXシリーズの新モデル「LUMIX DMC-TZ85」を発売する。レンズは広角24mm(35mm判換算)からの30倍ズームレンズを採用している。機能面では昨今のパナソニックが推す秒間30コマの長時間連写ができる「4K PHOTO」や、「フォーカスセレクト」などのフィーチャが楽しめる。

パナソニック、4K対応の30倍ズーム機「LUMIX TZ85」
空間認識AFやフォーカスセレクトを搭載

オリンパスの定番コンパクト2機種がリニューアルされて発売

STYLUS SH-3

オリンパスは、24倍ズームのコンパクト機「STYLUS SH-3」を発売する。SH-2から、搭載されるアートフィルターが13種類に増加。また、4K15pのアドバンスムービーモードも新搭載。また、タフネスカメラの「STYLUSTG-860 Tough」も発売。こちらもアートフィルターが追加されたほか、モニターが92万ドットと高精細化し、より精緻にライブビュー撮影ができる。

5軸手ブレ補正の24倍コンパクト「OLYMPUS STYLUS SH-3」
PEN風デザインを継承 アートフィルターは全13種類に増える

15m防水の「OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough」
6種類の新アートフィルターを追加

レザーグローブメーカーと共同開発。飽きの来ない革製ネックストラップ

銀一は、レザーグローブのメーカーとして知られるGrip Swany社と共同開発した「スワニー・レザーネックストラップ」を発売した。牛革の風合いと飽きのこないシンプルなデザインにより、クラシックカメラなどにも合わせやすい。カラーはブラック、イエロー、モスの3種を用意。幅の細いミラーレス機向けのスリムタイプやナイロン素材のストラップもラインアップされている。

「グリップスワニー」のカメラストラップが再登場
グローブ老舗ブランド 4種類を発売

Windows 10感謝祭2016が開催。桐島ローランド氏と編集長が対談

旭エレクトロニクスが主催した、自作PC関連イベント「Windows 10 ファン感謝祭 2016」が秋葉原で開催された。イベントでは『デジタルカメラマガジン』編集長である福島 晃がドローン撮影の先駆者でもある写真家の桐島ローランド氏とトークショーを行うなど、写真関連の話題でも大いに盛り上がった。桐島氏は風景撮影をあまりしないと言うが、「撮影場所の自由度が高くなることがドローン撮影の最大の魅力」だと語り、「三脚が立てられないような場所でも撮影できるから、まだ誰も撮ったことのないような写真が撮れる」ことの面白さを、3D化した小倉城の空撮写真を見せながら紹介した。

桐島ローランド氏が秋葉原でドローン空撮を解説
1月30日開催の「Windows 10 ファン感謝祭 2016」で

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2016年3月号

(デジカメWatch編集部)