私はこれを買いました!
相棒として頼もしい、プロ機ならではの柔軟性
ニコン Z 9(河野英喜)
2021年12月27日 12:00
自分仕様の研究とカメラが応えてくれる喜び
年末ギリギリの滑り込みになりますが、Nikon Z 9を買いました! 僕自身へのクリスマスプレゼント?! というべきタイミングでしたが幸いにも年内に手元に置くことができました。
このカメラとの出会いは製品発表のお手伝いをさせて頂くご縁で、実は7月末から実機に触れていました。基本的にはフラッグシップのような連写性能より高画素をより必要とすることが多いので、バッテリーグリップ一体型のボディーを手にするのは久しぶりでテンション上りました。今までと違ったのは、設定項目の柔軟性がとても高くなった点で、さすがプロ機だなと納得しました。
実を言うと今まではファンクションの割当にあまり興味がなく、なんとなく色々ファンクションを割り当ててみるものの、いざという時にはどのように割り当てたかを忘れたりして、結局デフォルトに設定し直すことが多くありました。
が、今回は『使い倒し・使いこなし』を自分のテーマにして、何度もカスタマイズ設定の見直しや修正を加えたり、ファンクション割当の入れ替えを重ねて、自分仕様に使いやすさを追求しながら実戦で確かめて、また入れ替えて確かめる、という作業を繰り返してきました。そんなこんなで、Z 9は今の自分にとって最も快適で使いやすい組み合わせのカメラに仕上がっていきました。こうなると実際に購入して今まで何の不自由なく使っていたはずのカメラが途端にぎこちない感じになってしまい、Z 9導入一択という流れに至りました。
こうして新たな相棒として30年近くメンテを重ねて共にする三脚座に鎮座しています。
仕事では人物に限らない様々な内容の撮影がある中で最も信頼できる相方としてさらに心地よさを追求しながら使い込み、素敵な写真を撮りたいなと思っています。
近況報告
いつも元気に撮影しています(笑)。
今、いくつかのテーマを立てて作品作りを重ねています。その中の一つに和紙でプリントをしたものを見てもらいないなと思っています。紙については知識がないので出身地である島根県浜田市の石州和紙会館さんをはじめとする皆さんの協力を得て色々プリントに適した和紙の「漉き」についても新しい試みにチャレンジしてもらっています。来年はEPSONのSC-PX1VLを導入して自分らしいA2プリントを楽しみたいです!