今週の気になるニュースをPICKUP

9月11日(月)~9月15日(金)|2社からフラッグシップ機が登場、画像生成AIの商用利用も

9月11日(月)~9月15日(金)までに配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

GFXの新しいフラッグシップ

1億200万画素機の新モデルは、ゴツイ見た目でありながら、精悍なイメージすらも感じられる独特なデザインとなって登場しました。グリップに採用された「BISHAMON-TEX」なるテクスチャーがその存在感を強く訴えかけてきます。ボディの造形についても、「天面に傾斜がある」というのは実に面白いところです。高画質なだけでなくスピードも備えたよ、ということですが、その実力は写真家のレビュー記事を楽しみにお待ちください。

マイクロフォーサーズの新フラッグシップ

パナソニックからは、マイクロフォーサーズにおける静止画フラッグシップ機の登場となりました。こちらはフルサイズ機「S5II」と共通の外観・操作性というのが興味深いです。新レンズも同時に2本リリースされています。35-100mmと100-400mm、そしてG9PROIIのキットレンズが12-60mmですから、なんとも盤石な感じがするラインアップです。

キヤノンRFマウント用の電子接点付きレンズ

非純正のキヤノンRFマウント用レンズに電子接点が付いているというのは、ぜひ注目しておきたいトピックでしょう。機種によっては光学的なクセがあるようですが、キヤノンからの許諾(ライセンス)を得た製品ということで、今後の展開にも期待がかかるところです。ボディのラインアップも豊富なキヤノンRFシステムですから、こうしたサードパーティの動きが活発になればさらにユーザーが増えていきそうですね。カメラ愛好家にとって、レンズ選びの選択肢が増えるのはもちろんウェルカムです。

Adobeの画像生成AIが商用利用可能に

“画像生成AI”といえば、昨今写真界隈でも色々な意味で注目を集めていますね。ベータ版として利用可能になっていた「Adobe Firefly」が、このほど正式版としてリリースされました。それにより、AIによって生成された画像が商用利用できるようになったとしています。多様な表現が可能になるメリットと、それを扱う難しさと、向き合わなければいけない課題は山積しているといえましょうか。うまく付き合っていく方法を、皆で探っていく必要がありそうです。

1本持っておきたい、オールラウンドなアウトドアパンツ

なぜデジカメ Watchで“パンツ”のニュース記事が……。と首を傾げる読者もいらっしゃるかと思います。実は当サイトではこれまでにも、撮影に活用できそうなアウトドアアイテムやアパレルグッズなどをしばしばご紹介してきました。注目の機材を紹介するのはもちろんですが、カメラがもたらしてくれる「撮影する喜び、楽しさ」といったものを見出すヒントのようなものも、読者の皆様にお届けできればと思っています。撮影情報であったり、車やアウトドア系の企画であったり、今後も注目していただければ幸いです。

本誌:宮本義朗