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パナソニック、テレコンに対応した超望遠ズーム「LEICA 100-400mm F4.0-6.3 II」

テレコン装着で最大1,600mm相当に

パナソニックは、マイクロフォーサーズレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.」(H-RSA100400)を10月下旬に発売する。店頭予想価格は税込22万円。

35mm判換算で200-800mm相当の画角が得られる超望遠ズームレンズ。2016年に発売した「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-RS100400E)の後継にあたるモデル。

テレコンバーター(DMW-TC14、DMW-TC20A)に対応。DMW-TC14装着時は望遠端が1,120mm相当、DMW-TC20A装着時は最大1,600mm相当となる(いずれも35mm判換算)。なお、DMW-TC20A装着時は焦点距離の可動域が210〜400mmに制限される。

同日発表のG9PROIIに同レンズとテレコンバーター「DMW-TC20A」を装着した様子

従来機種と比較して、ズーム時のフォーカス追従性に加えて、ズームリングの操作性が向上された。ズームリミットスイッチも新規に用意する。

そのほかズームリングが不用意に繰り出さないようにするズームロックリングも備える。

レンズ構成は13群20枚(非球面EDレンズ1枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚含む)。レンズ内手ブレ補正機構の「POWER O.I.S.」を搭載し、カメラ側の手ブレ補正機構と連携する「Dual I.S.2」にも対応している。

テレコンバーター「DMW-TC20A」を装着することで等倍マクロにも対応。

鏡筒は防塵防滴仕様。脱着可能な三脚座を装備する。

三脚座を外した様子

主な仕様

  • レンズ構成:13群20枚(非球面EDレンズ1枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚含む)
  • 最小絞り:F22
  • 絞り羽根:9枚(円形虹彩絞り)
  • 最短撮影距離:1.3m~∞(FULL)/5.0m~∞(5m~∞)(いずれも撮像面から)
  • 最大撮影倍率:0.25倍(35mm判換算:0.5倍)
  • フィルター径:72mm
  • 外形寸法:φ83mm×約171.5mm(レンズ先端からレンズマウント基準面まで)
  • 質量:約985g(レンズキャップ、レンズリアキャップ、外付け三脚座を含まず)
本誌:佐藤拓