今週の気になるニュースをPICKUP

9月25日(月)~9月29日(金)|ニコン新レンズ“Plena”、ソニーのマイク、Lマウントアライアンス8社目

9月25日(月)~9月29日(金)までに配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

スマホ用のコンパクトなタイムラプスキット

スマートフォンを「カメラ」として活用することのメリットに、周辺機材まで小型化できることがあると痛感します。この経緯台も、対応機器をスマートフォンに限定することでキットを小型軽量化し、それに連動して価格も抑えられている印象です。スマートです。

Lマウントアライアンスが8社に

2018年のフォトキナ開幕前日に発表されたLマウントアライアンス。私は現地(発表会場)におりましたので、そのインパクトと盛り上がりはよく覚えています。当時は毎年のように「今年はフルサイズミラーレス元年」と言われていましたけども、実質的にはこの2018年が有力だと思います。その後のアライアンス参加社に動画機材系が多いのはいかにも現代的で、Blackmagic Designも「まさに」と感じました。

小型ドローン、ますます進化

DJIもLマウントアライアンス参加企業ですが、こちらはレンズ一体型の小型モデルです。ドローンという機材がこれほど大小様々に多様化していて、自動車の高度運転支援のようなサポート機能も豊富で、つまり身近な機材になった証拠です。しかし都市部で生活していると、購入してもなかなか飛ばせないだろうなと思い、踏みとどまってしまいます(出不精なだけども言う)。

Noctに続く“Plena”

ティザー映像の雰囲気からも想像できましたが、Z マウントの口径の大きさを活かしつつ、口径食を抑えて画面全体を玉ボケで満たせるレンズでした。昔ながらの周辺減光やぐるぐるボケ、ピント面の滲みなども“味”として好まれる中で、そうした光学的な“悪さ”を限りなく排除した製品というのは、アプローチとしてスゴいと思います。究極のレンズはレンズを感じさせないものになっていくのだなあと、哲学的になってしまいます。

ソニーからマイク2製品

ソニーのMIシュー搭載機にベストマッチのマイク2製品が登場しました。動画撮影ニーズの少なかった日本市場でも、コロナ禍のリモート会議などを通じ、動画、特に音声の重要さが広く知られるようになったと思います。聞きやすさに直結するため、身だしなみ的な要素も多そうです。デジカメ WatchでもYouTubeをやっていますが、音声については「音が良い」よりも「特に気にならない」が私のモットーです。