ニュース
富士フイルム、GFレンズ初の11枚絞りを採用した「GF55mmF1.7 R WR」
2023年9月12日 19:11
富士フイルム株式会社は、GFXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズGF55mmF1.7 R WR」を9月28日に発売する。希望小売価格は税込40万2,600円。
35mm判換算で44mm相当の画角が得られる標準域のレンズ。柔らかく綺麗なボケ味と高い解像性能を特徴としており、スナップ撮影やポートレート撮影で活用できるという。
レンズ構成は10群14枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む)。非球面レンズ1枚を絞りの後ろに配置して、球面収差を最適化することで後ボケを柔らかくしたという。もう1枚の非球面レンズは後方に配置しており、画面周辺まで高い解像性能を実現したとしている。
フォーカスレンズ群には非球面レンズ1枚とEDレンズ2枚を含む8枚のレンズを使用。これにより、フォーカス全域で高い解像性能をもつという。
絞りにはGFレンズ初の11枚絞り羽根を採用。それにより少し絞った状態でもボケの円形度を高め、幅広いシーンでボケ味を楽しめるとしている。
AF駆動にはDCモーターを採用。
防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用している。
主な仕様
- レンズ構成:10群14枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む)
- 絞り羽根:11枚
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:0.5m
- 撮影倍率:0.17倍
- フィルター径:77mm
- 外形寸法:φ94.7×99.3mm
- 質量:約780g