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【CP+2026】“カニ爪”対応のニコンF→Zアダプター、富士フイルムGFXがハッセルブラッドXシリーズで使えるAFアダプター。焦点工房ブースにて

CP+2026の焦点工房ブースで見かけたマウントアダプター(参考出品含む)についてレポートする。

AFや手ブレ補正機構が使える電子マウントアダプターもお馴染みの存在となり、レンズ本来の絞りリングや連動機構も生かせるようなメカニズムの開発が進む、新フェーズの到来を感じた。

“カニ爪”対応のFマウントアダプター

MonsterAdapter LA-FZ11

MonsterAdapter「LA-FZ11」は、非AiのFマウントレンズをニコンZマウントに変換する製品。AI連動爪(いわゆるカニ爪)を使って設定絞り値をZボディに伝えられる仕組みが見どころだ。”まだ動作機の展示はなく価格も未定だが、製品化は決定済み。2026年内の発売を予定しているとのこと。外観も変更される可能性がある。

LA-FZ11

装着レンズの開放F値と焦点距離は、アダプター本体にNFC通信で伝える。スマートフォンアプリ経由でも可能だが、メーカーでは「NFCチップ付きのシールをレンズキャップに貼っておく」というスタイルを想定。レンズを交換し、レンズキャップを外したときに、キャップに貼ったNFCチップをアダプターに読ませるイメージだという。カニ爪を使いながらも、いわゆる“ガチャガチャ”動作はNFCで代替するというアイデアが興味深い。

また、レンズ側を最小絞りにしておけば、カメラボディ側からの絞り操作も可能だという。焦点距離を入力するためボディ内手ブレ補正も動作し、AF動作はしないがフォーカスエイドが利用可能だそうだ。

絞りを動かす連動レバーもある

コンタックスN用AFアダプターにマウント追加

MonsterAdapterの「LA-NZ1」および「LA-NRF1」も、2026年内に発売予定の新製品。どちらもコンタックスNマウントレンズ用のアダプターで、ニコンZ、キヤノンRFマウントボディに対応するAFアダプター。ソニーEマウント用が既に発売されており、マウントが追加される形。

ニコンZfにLA-NZ1経由でコンタックスNレンズを装着。絞りリングの操作がカメラボディに反映され、AFも動作した

富士フイルムGFXのレンズをハッセルブラッドXシリーズに

BORYOZA GF-HX SMART

富士フイルムGFXのGマウントレンズを、ハッセルブラッドX2D/X1Dシリーズで使用するためのアダプター。X2Dの位相差AFにも対応するという。2026年春に国内発売予定で、市場想定価格は14万円。

BORYOZA GTV-100

ハッセルブラッドCFVデジタルバックに組み合わせるユニット。ハッセルブラッド907Xボディの代替として、富士フイルムGマウントレンズを装着できる。CFV 100Cとの組み合わせでは位相差AFにも対応するという。2026年春に国内発売予定で、市場想定価格は28万円。

ライター。本誌編集記者として14年勤務し独立。趣味はドラム/ギターの演奏とドライブ。日本カメラ財団「日本の歴史的カメラ」審査委員。YouTubeチャンネル「鈴木誠のカメラ自由研究