イベントレポート

【CP+2019】ニコンブース続報。Zレンズ6本のモックアップを発見

35倍ズーム+EVF内蔵のスリムコンパクト「COOLPIX A1000」も

CP+2019のニコンブースについて、既報記事で見逃していた展示などについて続報する。

ミラーレスカメラZシリーズ用の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」をはじめ、「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」といった発売前のレンズを試せるのはお伝えした通り。

ブース内にはほかにも、参考展示としてニッコールZレンズ6本のモックアップが展示されていた。詳細情報はなく、発売までに仕様変更が加わる可能性もあるが、フィルター径の数字からおおよそのサイズ感は読み取れる。今回並んだ交換レンズも全て高級ラインの「S-Line」に属している。

左:24mm f/1.8(S-Line)フィルター径72mm、右:85mm f/1.8(S-Line)フィルター径67mm。
左:20mm f/1.8(S-Line)フィルター径77mm、中:50mm f/1.2(S-Line)フィルター径82mm、右:14-24mm f/2.8(S-Line)径表記なし。
右:70-200mm f/2.8(S-Line)フィルター径77mm。
スペックとフィルター径が読み取れる。

ニコンZ 7/Z 6のファームウェアアップデートにはCFexpressメモリーカードへの対応も含まれている。これについてはZ 7/Z 6だけでなく、D5(XQDモデル)/D850/D500といったXQD対応モデルにも順次アップデートを提供予定だそうだ。

CFexpressメモリーカード。「TOUGH」はソニーのタフネス仕様記録メディアのシリーズ名。
発売時期・価格未定のバッテリーパックMB-N10。バッテリー2個の装填で、撮影可能枚数を約1.8倍に拡張する。

新製品では、2月15日に発売したコンパクトカメラ「COOLPIX A1000」および「COOLPIX B600」の姿があった。どちらもタッチ&トライ可能となっている。

COOLPIX A1000。35倍ズームレンズとEVFを内蔵。ポップアップ式ストロボも備えている。
スリムタイプの高倍率ズーム機で、鏡筒わきにもズームレバーを持つのは珍しい。レバー上部のボタンは、一時的にズームアウトして被写体を見つけやすくする「クイックバックズームボタン」。
COOLPIX B600。60倍ズームレンズを搭載する、グリップタイプの高倍率モデル。
望遠端1,440mm相当にズーミングしたところ。
鏡筒側面にサイドズームレバーとクイックバックズームボタンを装備。

桃井一至さんが動画で紹介 CP+2019ニコンブース

本誌:鈴木誠