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ニコン、Z 7/Z 6の「瞳AF」を5月に公開予定

CP+2019に瞳AFと発売前Zレンズの体験コーナーを用意

ニコンは、パシフィコ横浜で2月28日〜3月3日に行われるイベント「CP+2019」の同社ブースに、Zシリーズの「瞳AF」(開発中)を試せるコーナーを用意すると発表した。

瞳AFは、ニコンZ 7/Z 6の機能追加ファームウェアで予告されている機能のひとつ。5月に提供予定であることも今回明らかになった。

また、4月発売の交換レンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」および「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」、開発中の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」といったニッコールZレンズの体験コーナーを用意。NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctは、カットモデルや大伸ばしの作品展示も実施するとしている。

なお、ブース内で試せるZ 7/Z 6およびニッコールZレンズの撮影データは持ち帰り不可としている。

「Z 7」「Z 6」開発中のファームウェアの詳細(引用)

静止画の「瞳AF」に対応(5月公開予定)

ポートレート撮影に便利な「瞳AF」に対応。止まっている人物撮影に便利なAF-S時だけでなく、AF-C時でも動作するので、ポージングを変える人物を撮影する時にも効果的です。また、複数の目を検出しピントを合わせたい目を選ぶこともできるので、複数人物がいる場合に撮影意図に応じてどの瞳にピントを合わせるかを変えることも可能です。

AF・AE性能の向上(5月公開予定)

高速連続撮影(拡張)時にはAFだけでなく、AEも追従します。さらに、低輝度AF性能を向上し、静止画でも動画でも暗いシーンでより早くピント合わせができます。

「RAW動画出力」に対応

カメラから4K UHD、フルHDのRAWデータストリーム出力に対応。出力されたRAWデータストリームは、外部レコーダーで対応しているRAWフォーマットにて記録することができます。12 bitの豊富な階調を活かし、柔軟なカラーグレーディングを実現します。

なお、公開時期は後日ご案内いたします。

「CFexpressメモリーカード」に対応

新規格のメモリーカード「CFexpress」に対応します。12,000回の挿抜試験をクリアする耐久性と高速性で、お客様に更なる安心とワークフローの効率化を提供します。もちろん、お持ちのXQDメモリーカードも継続してご使用いただけます。さらに、「Z 7」、「Z 6」に加え、今後「ニコンD5」(XQDモデル)、「ニコンD850」、「ニコンD500」にも順次対応していく予定です。

なお、公開時期は後日ご案内いたします。

本誌:鈴木誠