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GANREFメンバーによるニコンZ 7/Z 6試用レポートが公開中
利点や課題のリアルボイスが集まる
2019年3月11日 13:04
株式会社インプレスが運営する写真・カメラ愛好家向けの写真投稿&写真共有サイト「GANREF」では、8名の同サイトメンバーによる、ニコンの35mm判フルサイズミラーレスカメラZ 7およびZ 6のレビューを掲載しています。
本レビューでは、それぞれ4名のメンバーがZ 7とZ 6をそれぞれの視点で使用感をレポートしており、期間終了を目前にぞくぞくとレポートが追加・更新されています。
前回に引き続き、一部のメンバーのレポートから、その声をダイジェストでお伝えしていきます。
GANREFのレビューページはこちら
レビューもいよいよ後半に突入
本企画でZシリーズのレビューを担当するのは、GANREFクラブメンバーで、応募時のメンバーランクがGOLD以上という条件の中から選出された8名です。
レビュー期間終了となる3月15日を目前に控え、レポートの追加と更新が続いています。約1カ月間にわたってニコン初の35mm判フルサイズミラーレスカメラZシリーズを使いこんできた各メンバーは、それぞれどのような感想を抱いているのでしょうか。
Zシリーズの良さや改善点に対する指摘が続出
NEONEOさん:Z 7
8日間にわたり海外へ機材を持ち出して撮影してきたというNEONEOさん。撮影枚数は1万3,000枚以上にのぼったといいます。この撮影行の経験から、ファンミーティングなどで多くの人が関心を寄せていた記録メディアがXQDカードのみである点やバッテリーの持ちについて、レビューしています。
信頼性、堅牢性の観点からは、XQDカードは優位と思いますが、少し長期の旅行等に持ち出すには保存メディアの確保に苦慮します。
D850やD500のように、安価なSDカードとのダブルスロットならありがたいなと思いました。
今回、「128GBが2枚に64GBが1枚」のXQDカードを準備しましたが、これらがほぼFULL状態。
これ以上準備することは予算的にもちょっと厳しいです。
ただ、今回バッテリーの方は3本準備していきましたが、1日撮影しても2本あれば十分でした。
以前にもレビューしましたが、電子ビューファインダーを使用しているこの「ニコンZ 7」で、これは十分すぎる電池の持ちですね。
legacy7010さん:Z 6
legacy7010さんは、CP+2019で体験が可能となっていた瞳AFの使用感を伝えてくれています。その完成度はどう映ったのでしょうか。
さて、感想はというと・・・
食いつきがヤバイ!!
モデルさんの瞳にAF枠の緑が離れないです。
右→左→右と向いてもらっても、下を見てもらってもAF枠が吸い付いているようについていきます。
もちろんカメラ側のアングルを左右上下に振ってもくらいついてきます。
残念ながらリリース前のF/WということでOn/Offができず、同じ機材でOffにしての比較はできませんでしたが、今お借りしているニコン Z 6が格段に進化できる予感がしました。
これは子供撮りには絶対に欲しい機能です。
これがあるだけで同じ機材でも新製品と思えるくらいのギャップを感じるのではないでしょうか。Zユーザーの方は5月が待ち遠しいですね。こういうアップデートは本当にうれしいです。
sonokaさん:Z 6
助川康史先生のセミナーを受けて動体撮影に興味がわいてきたという、sonokaさん。D850のレビューでの感動をふりかえりつつ白鳥撮影をレポートしています。はたして、D850以上の感動を与えてくれるのか!?
今回は三脚と追尾AF使いました。理論上は構図をそのままにして、シャッターを押し続けるだけで、勝手に、ピントを合わせ続けてくれます。しかし、連写は流石に気持ちよくできましたが、フォーカスが最初ズレたら、ピンボケの画像が量産してしまうことがよくあります。白鳥は電車より小さい、しかも動きが予測しにくいから、この方法が難しかったのようです。
闇夜の流離人さん:Z 7
徹底して、ポートレート撮影でのZ 7運用についてレビューを続けている闇夜の流離人さん。AF性能について絶賛する一方で、縦位置撮影の問題などを複数回にわたってレポートしています。また、多くの人が気になっているであろう、Fマウントレンズ(ニコン AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G)との相性問題も検証しています。
ZマウントレンズとFマウントレンズとで、色味が常に異なるのであれば
結果としては、常に色温度の調整か加工が必要になります。
(中略)
ただ、Z7と58mm-f1.4との相性は、抜群です。
とろけるようなボケ感が凄く気に入っています。