イベントレポート
【CP+2019】発売前のニッコールZレンズ「58mm f/0.95 S Noct」「24-70mm f/2.8 S」など並ぶ
開発中のニコンZ 7/Z 6「瞳AF」デモを用意 新アクセサリー参考展示も
2019年2月28日 14:16
CP+2019のニコンブースでは、ミラーレスカメラZシリーズ関連の目新しい展示が多く見られた。
ひとつはZシリーズ用のMF大口径レンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」のタッチ&トライ。開発中で、発売時期も未定の製品。開場直後から列ができており、Noctをひと目見ようという来場者の関心が伺える。
レンズ構成はダブルガウスを基本とした10群17枚(研削非球面レンズを含む)で、反射防止コーティングには新開発のアルネオコートを採用しているという。
レンズは三脚に固定した状態で操作可能。操作感を含めた細部はこれからブラッシュアップしていくとのことだった。ブース内には同レンズのカットモデルや作例展示もあった。
また、4月発売の「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」および「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」も実際に手に取って試せる。
Zシリーズ関連では、5月のファームウェアアップデートで搭載予定の「瞳AF」を一足先に試せた。NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを取り付けたZ 7/Z 6が用意されている。
参考展示として、低反射率を誇る「ARCREST」レンズフィルターのND(減光)があった。片面反射率0.1%、撥水撥油コート、薄枠設計を継承。ラインナップは67mm/72mm/77mm/82mm、濃度はND4/ND8/ND16。実物の展示はない。
そのほか、ニコンダイレクトで今後発売予定のアイテムの参考展示があった。いずれも価格と発売時期は未定。