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ニコン、小型軽量タイプの60倍ズーム機「COOLPIX B600」
一時的にズームバックするボタン付き Wi-Fi/Bluetooth対応
2019年1月31日 14:47
ニコンは、レンズ一体型デジタルカメラ「COOLPIX B600」を2月15日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別4万円前後。カラーはブラックとレッドの2色を用意。
35mm判換算24-1,440mm相当の60倍ズームレンズを搭載した、グリップタイプの高倍率ズーム機。同じく60〜65倍ズームレンズを搭載する他社製品と比べて軽量(撮影時500g)なことによる手軽さを特徴とする。
撮像素子は有効1,602万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。最高感度はISO 6400。動画記録は1080/30pなどに対応。
最短撮影距離(レンズ前)は広角側で約50cm、望遠側で約2m。マクロモード時は先端レンズ面中央から約1cmまで寄れる(広角側)。
モードダイヤルにはオート撮影ほか、夜景ポートレート、逆光、スポーツなど10モードが並ぶ。
レンズ部の側面には、ズームアップして見失った被写体を探すための「クイックバックズームボタン」、動画撮影時などにゆっくり滑らかなズーム操作も可能な「サイドズームレバー」を備える。
背面モニターは3型約92万ドットの固定式。ポップアップ式の内蔵ストロボを搭載しており、EVFは非搭載。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。内蔵メモリーは約83MB。
通信機能はWi-Fi/Bluetoothに対応。
バッテリーハEN-EL12。撮影可能枚数は約280枚。
外形寸法は約121.6×81.5×99.2mm。重量は約500g(電池、SDカード込み)。
別売のBluetoothリモコン「ML-L7」(税別4,500円)に対応する。
COOLPIXシリーズの高倍率モデルは、125倍ズームの「COOLPIX P1000」を頂点として、83倍ズームの「COOLPIX P900」、今回発売のCOOLPIX B600と続く。下位には単3型電池対応の40倍ズーム機「COOLPIX B500」が存在する。