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ニコン、フルサイズミラーレス用の大口径中望遠「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」

なだらかなボケ味 鏡筒リングに露出補正操作なども割り当て可能

ニコンは、Zマウント交換レンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」を9月5日に発売する。希望小売価格は税別10万8,000円。

ミラーレスカメラZシリーズ用の大口径中望遠レンズ。ピント面からなだらかに変化していくボケ味や、画面周辺部まで色づきや形状変化の少ない玉ボケ、十分な周辺光量を特徴としている。

AFは、複数のレンズ群を複数のアクチュエーターで動かす「マルチフォーカス方式」を採用。撮影距離を問わず高い描写性能が得られ、高速AFと駆動音の静音化も助けるという。

また、反射防止のナノクリスタルコートによる逆光耐性によるクリアな描写もアピールしている。鏡筒は防塵防滴仕様。手ブレ補正機構はボディ側に任せ、レンズ側には非搭載。

鏡筒のコントロールリングは、MF時にフォーカス操作を行うだけでなく、AF時に絞りや露出補正の設定変更に使える。

レンズ構成は8群12枚。最短撮影距離は0.8m。最大撮影倍率は0.12倍。フィルター径は67mm。

最大径×全長は約75×99mm。重量は約470g。バヨネットフードが付属する。

本誌:鈴木誠