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ニコン、「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」を正式発表
Zシリーズを象徴する1本 受注にて生産
2019年10月10日 13:37
ニコンは、Zマウント用の大口径MFレンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」の受注を10月12日に始める。希望小売価格は税込126万5,000円。受注生産となる。
ニコンカメラ用のレンズで初となる開放F値をF0.95とした大口径レンズ。同社のミラーレスカメラZシリーズを象徴するレンズと位置づけられる製品。AF機構は搭載されておらず、フォーカス操作はマニュアルのみとなる。
2018年のZ 7およびZ 6の発表時より開発が報じられていたレンズで、CP+2019では開発段階ながらタッチ&トライも可能だったが、これまで具体的な発売時期や価格は未定だった。
レンズ構成は10群17枚（EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚を含む）で、非球面レンズは研削タイプを採用している。
レンズ構成はダブルガウスを基本とした10群17枚（研削非球面レンズを含む）で、ナノクリスタルコートに加えアルネオコートを施すことでゴーストやフレアを抑制するとしている。
サジタルコマフレアについても徹底して抑えこんだとしており、絞り開放から画面周辺部にいたるまで高い点像再現性を実現しているという。これにより、夜景や星景撮影にも向くとしている。
最短撮影距離は0.5mで、最大撮影倍率は0.19倍。絞り羽根は11枚の円形絞り（電磁絞り）。フィルター径は82mm。
外形寸法は、約102×153mm。質量は約2kg。製品にはレンズフード「HN-38」（単品価格：税別3万3,000円）とトランクケース「CT-101」（単品価格：税別11万9,900円）が付属する。
