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【CP+2024】富士フイルムの目玉は「X100VI」…“写真幸福論”プロジェクトの提案も
2024年2月22日 17:03
富士フイルムブースの目玉は、やはり2月20日(火)に発表された「FUJIFILM X100VI」だろう。同製品のタッチ&トライコーナーには長蛇の列ができていた。
ガラスケース内には同社創業90周年を記念した特別仕様「Limited Edition」を展示。創業当時のコーポレートブランドロゴやシリアルナンバーなど、その質感を確かめてみてほしい。
同じケース内にX100VIのカットモデルも展示。前モデルから若干のサイズアップでボディ内手ブレ補正の搭載を実現したという同機の“中身”を見ることが出来る。
撮影やプリントを通じて…
写真撮影や写真プリントを通じて、人生の幸福度を高めることを目指した「写真幸福論」プロジェクト。それに関連する各種サービスの展示も行っていた。
写真プリントサービスの新ブランド「+precious(プラス プレシャス)」は、写真をしまい込むことなくインテリアとして楽しもうと提案する。
その中の写真台紙サービス「frame book #001」と写真額装サービス「frame #001」を展示していた。いずれも「Life time happiness」もしくは「Our day」の金文字を入れられるのだが、実際に見てみると思いのほかそれの質感が高く感じられた。
写真プリントとオリジナル台紙を組み合わせたプリントサービス「フォトメッセージカード」も展示されていた。
Pantone社とコラボレーションしたオリジナルのカラー台紙を写真に組み合わせてもらえるというサービスだが、40色という豊富なカラーバリエーションを用意する。カラー台紙は裏側にメッセージを書き込める。
新サービス「キット フォトアルバム キューズ」の参考展示があった。クラウドに保管している画像(最大400枚)を同じ“キューズ”をもつ相手と共有できるというもの。写真を通じた新たなコミュニケーションのツールになりそうだ。
四角い形をした“キューズ”が、クラウドに入るキー(鍵)の枠割を果たす。スマートフォンに“キューズ”を近づけると、専用アプリから共有のアルバムに入ることが出来るという。
他社でアルバムを共有できるサービスとしては、例えばLINEのようなものもあるが、「キット フォトアルバム キューズ」は写真1枚ずつにメッセージを入れられる点に最大の特徴があるという。
写真をカタチにする様々な方法を提案してくれる富士フイルム。実際にそのサービスの数々を目の当たりにすると、撮影した画像をデータとして持っておくだけなのはもったいないなと感じてしまう。
そのほか、本日オープンしたばかりの新サービス「House of Photography in Metaverse」も展示。仮想空間(メタバース)にデジタルカメラのショールームや交流スペースなどを設けるというものだ。
アバターに扮したスタッフ(コンシェルジュ)が常駐するX/GFXショールームでは、音声のやりとりで諸々の相談ができる。