ニュース
全長17.5cmの小型モノブロックストロボ「Profoto B10」
手持ち可能なボディに250Ws出力 既存のOCFが装着可能
2018年9月12日 18:07
プロフォト株式会社は、小型軽量なバッテリー式モノブロックストロボ「Profoto B10 250 AirTTL」を9月12日に発表した。
本製品は小型化をコンセプトに設計されたバッテリー式の小型モノブロックストロボ。中型のズームレンズよりわずかに大きなサイズながら、出力は標準的なクリップオンストロボの5倍相当(最大出力250Ws)を確保。「世界最小のコードレスオフカメラ・フラッシュ」を謳い、Profoto A1とProfoto B1Xの間を埋めるという、あまりみかけないセグメントの製品となる。
機能や操作はProfotoモノブロック製品に類似している。TTL、HSS機能を搭載するほか、別売の送信機「Air Remote TTL」からのリモート操作が可能。シンクロソケットはない。
サイズの関係でA1には装着できなかった、アンブレラやソフトボックスなど、既存のProfoto製品向けライトシェーピングツール(OCF)が装着できるのも特徴。
加えて、モデリングライトとして使用可能なLED定常光を備えている。明るさと色温度が調節可能だ。
リチウムイオン充電池で駆動。B1Xとバッテリーは共有できない。
Bluetoothでスマートフォンと接続することで、専用アプリ「Profoto App」から各種設定の表示やリモートコントロールにも対応する。このアプリは、ファームウェアのアップデート機能や、LED発光を実行するクリエイティブキャプチャー機能(ベータ版)も備えている。B10が最初の対応モデル。
B10用スタンドアダプターを同梱。装着することで、手持ちでの発光が可能になる。B10の重量はバッテリー込みで1.5kg。
メーカー希望小売価格
B10 AirTTL 1灯キット:19万5,000円
B10 AirTTL 2灯(デュオ)キット:39万円
※いずれも税別
主な仕様
ストボロ最大出力
250Ws
ストロボ最高発光回数(最高出力)
400回
LED定常光色温度
3,000〜6,500K
LED定常光CRI
90〜96
LED定常光最大出力
最高2,500ルーメン
LED定常光での最大利用時間
最長75分
バッテリー充電時間
最大1.5時間
外形寸法
175×110×100mm(スタンドアダプター含む)
重量
1.5kg(バッテリー、スタンドアダプター含む)