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LEDモデリングランプがより明るく 動画用途でも活躍するProfoto「B10X」「B10X Plus」
2021年9月9日 18:01
プロフォト株式会社は、バッテリー式モノブロックストロボ「Profoto B10」および「Profoto B10 Plus」をリニューアルし、9月9日に発売した。製品名はそれぞれ「Profoto B10X」(以下B10X)、「Profoto B10X Plus」(以下B10X Plus)。
いずれも小型ゆえの機動力を売りとするモノブロックストロボ。同社のラインナップ中、バッテリー式モノブロックストロボの主力製品「Profoto B1X」と、クリップオンタイプの「Profoto A10X」のちょうど中間に位置する製品だ。
B10XとB10X Plusの主な違いは最大出力。B10Xが250Ws、B10X Plusが500Wsとなっている。
前モデルから強化されたのは、リサイクルタイムと内蔵LED(モデリングランプ)の2点。外観も若干変更されている。
最大出力でのリサイクルタイムは、B10→B10Xで54%、B10 Plus→B10X Plusで14%短縮された。具体的には1.3秒(B10X)、2.2秒(B10X Plus)。
内蔵LEDの最大光量は、どちらも2,500ルーメンから3,250ルーメンへと30%明るくなった。これによりプロフォトでは、モデリングランプとしての用途だけでなく、動画撮影での用途が増える点をアピール。スチルとムービーの両方で使用できることで、撮影規模の縮小や、アクセサリーおよびセッティングなどの共用といったメリットが考えられる。内蔵LEDの演色性(CRI)は90〜96。
バッテリーは従来モデルと共通。B10/B10 Plus用のプロフォト純正アクセサリー「OCFライトシェーピングツール」も引き続き利用できる。
Profoto B10X
全長17.5cmのバッテリー式モノブロックストロボ。最大出力は250Wで、一般的なクリップオンタイプのストロボの約5倍の出力としている。
無線シンクロ&コントローラーのProfoto Air Remoteと組み合わせることで、コードレスでの発光制御が可能。スマートフォン用のProfoto Control/Cameraアプリからの操作も可能だ。独自のBluetooth技術「AirX」にも対応し、iPhoneのカメラと連動しての発光もおこなえる。
価格はB10X単体が24万9,480円、B10Xデュオキットが49万3,680円(いずれも税込)。