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プロフォト、富士フイルム用「Air Remote TTL-F」の発売日を決定

富士フイルムのカメラでプロフォト製品のTTL発光が可能に GFX 50Sも

プロフォト株式会社は、富士フイルム用のワイヤレストランスミッター「Air Remote TTL-F」について、12月18日での発売を告知した。

本製品は、対応する富士フイルムのカメラのアクセサリーシューに取り付けることで、プロフォトのAirTTL搭載ストロボのワイヤレスTTL調光やハイスピードシンクロ(HSS)、マニュアル調光機能が利用できるようになるユニット。また、Profoto A1(キヤノン用または、ニコン用)をオフカメラで使用する場合にも、TTL調光やハイスピードシンクロが利用できる。9月に年末での発売が予告されていた。希望小売価格は税別5万6,000円。

対応するカメラは以下の通り。カッコ内は互換性が保証されるファームウェアリリース時期または、バージョン。

・Fujifilm GFX 50S(Ver.2.00以降)
・Fujifilm X-T2(Ver.3.00以降)
・Fujifilm X-Pro2(2017年12月末)
・Fujifilm X100F(2017年12月末)

AirTTL 対応ストロボは以下の通り。

・B1X 500 AirTTL
・B1 500 AirTTL
・B2 250 AirTTL
・D2 500 AirTTL
・D2 1000 AirTTL
・Pro-10 2400 AirTTL

Air対応ストロボは以下の通り。

・D1 Air 250
・D1 Air 500
・D1 Air 1000
・D4 1200 Air
・D4 2400 Air
・D4 4800 Air
・Pro-B4 1000 Air
・Pro-8a 1200
・Pro-8a 2400

リストストラップ、アクセサリーポーチが付属する。

なお、カメラメーカーからの技術開示を受けて開発されており、ソニー用の「Air Remote TTL-S」、オリンパス用の「Air Remote TTL-O」に続く3機種目。Air Remoteトランスミッターはキヤノン用、ニコン用も発売済み。

周波数帯は2.4GHz。無線接続の有効範囲は最大300m。チャンネルごとに最大3グループのストロボを制御可能。チャンネル数は最大8(1~8)。電源は単4形電池×2。バッテリー寿命は最大30時間。外形寸法は75×60×35mm。重量は75g。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。