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ソニー、電波ワイヤレス対応のクリップオンストロボ「HVL-F60RM」

照射角が20-200mmに拡大 独自の"クイックシフトバウンス"継承

HVL-F60RM

ソニーは、クリップオンストロボ「HVL-F60RM」を4月13日に発売する。希望小売価格は税別6万8,300円。

最大ガイドナンバー60(ISO100・m、200mm時)のクリップオンストロボ。発光部が左右方向に回転し、バウンス角度を維持したままカメラの縦横を切り換えられる「クイックシフトバウンス」機構を引き続き備えている。Aマウント機のクリップオンストロボから採用されているソニー独自の機構。

α7 IIIでの使用イメージ

従来モデル「HVL-F60M」に対し、電波式ワイヤレスへの新対応、照射角度の拡大、発光間隔の短縮、発光回数の増加などを特徴としている。電源は単3形乾電池4本。

照射角度は20-200mm(従来モデルは24-105mm)。ワイドパネルの使用で広角側は14mmの画角までカバーするという。

アンバーとグリーンのカラーフィルターと、バウンスアダプターが付属する。

外形寸法は78.1×139.5×104.6mm。本体のみの重量は449g。

別売アクセサリー「レインガードFA-RG1」(税別2,500円)は、カメラとフラッシュの接続部で水滴の浸入を軽減するという製品。シリコン素材で、HVL-F60RM専用。4月13日に発売する。

レインガードFA-RG1

外部電池アダプターも新登場

フラッシュ用外部電池アダプターFA-EBA1

HVL-F60RM、HVL-F60M/F58AM/F56AMに対応する「フラッシュ用外部電池アダプターFA-EBA1」を4月13日に発売。希望小売価格は税別2万7,000円。

単3形乾電池を8本収納でき、アルカリ電池で0.8秒、ニッケル水素電池で0.6秒の発光間隔を実現する製品。連続発光回数もニッケル水素電池で660回を超えるという。

HVL-F60RMでは、単3形電池6本を使用する従来モデル「FA-EB1AM」も使用可能。

本誌:鈴木誠