デジタルカメラマガジン

プロが教える四季の花撮影完全ガイド~写真家17名が選んだ花の名景スポット

10年ぶり復活「RX1R III」徹底解説も収録

8月20日(火)発売の『デジタルカメラマガジン2025年9月号』では、四季の花風景撮影を特集。

写真家19名による撮影のポイント、現像のコツ、季節別の撮影地情報をまとめている。また、約10年ぶりに登場したフルサイズコンパクト「ソニー RX1R III」のレビュー記事も収録している。

【特集1】四季の花風景を撮るための知識が詰まった永久保存版

日本には美しい四季があり、それを特徴づける風物詩に触れて人々は季節の移ろいを感じる。花はまさに風物詩の代表格であり、花が持つ多様な色彩や造形に人々は引きつけられる。デジタルカメラマガジン9月号の特集では、魅力あふれる花を主役にした写真表現をさまざまな角度から深掘りし、花の撮影に最適なロケーションを紹介していく。美しさのピークを迎える旬を見極め、群生する花々の壮大さや1輪の可憐さが伝わる1枚を仕上げよう。

花写真の魅力とは?

いざ花を撮影してみたものの、すでに旬が終わっていたり、同じような写真ばかり撮っていたという経験はないだろうか。基本編では気になる撮影関連のトピックを5つのテーマで分類。さっそく気になるトピックから拾い読みしてみよう!

花の見頃がひとめで分かる年間カレンダー

花はただ撮るだけでも十分に楽しめる被写体ではあるが、季節や気候、地形などの違いを写真に組み込むとオリジナリティーにあふれた作品になる。花そのものだけではなく、そのシチュエーションならではのポイントをしっかりと見極め、その季節、その場所でしか撮れない写真になれば、花の撮影をより深く楽しめるようになるだろう。

全国花の名景ガイド

秋・春・夏に分けて、ぜひ撮りたい花の名景を紹介する。オススメの撮影時期や撮影場所までの行き方を紹介。撮影場所はQRコードで掲載している。

秋 9月~11月
春 3月~5月
夏 6月~8月

花別撮影地ガイド

季節別の名景ガイドの最後には人気の花別撮影地ガイドを紹介する。秋は「コスモス」「ヒガンバナ」、春は「チューリップ」と「フジ」、夏は「アジサイ」と「ヒマワリ」だ。

花のある風景が際立つレタッチテクニック

花のある風景は色や陰影の引き出し方1つで見え方が大きく変わる。シーン別にAdobe Lightroom Classicによるレタッチのポイントを解説する。

<登場写真家(敬称略)>
AyuMi、上田孔希、大竹亮太、大坪邦仁、岡田光司、柄木孝志、北村佑介、saizou、佐々木和一朗、杉浦英貴、清家道子、館野二朗、並木 隆、萩原れいこ、平井葉月、ふがまるちゃん、藤原嘉騎、八木千賀子、Yuri

【特集2】創刊300号特別企画 写真家15人が記憶の1台を振り返る「あの日、あのカメラと出合っていなければ…」

1997年に創刊したデジタルカメラマガジン。2025年9月号をもって創刊300号を迎える。記念すべき特別号を祝う企画として、本誌でおなじみの写真家15名に、記憶に残るカメラとの出会いを寄稿してもらった。当時を振り返るために、その機種が特集された表紙を掲載する。

【PICKUP】10年分の進化が凝縮された新フルサイズコンパクト「ソニー RX1R III」

約10年の時を経て、人気フルサイズコンパクトカメラの第3世代が登場した。現在でも先代モデルを使用し続ける愛好家が多く、新モデルの待望論が強まっていたが、その声に応える形で10年ぶりに刷新された。描写にファンの多い「ツァイス ゾナーT* 35mm F2」レンズは踏襲しつつ、約6,100万画素センサーや最新画像処理エンジンなどが組み合わさり、画質に一層の磨きをかけた。RX1シリーズのアイデンティティーである画質×機動力にどれほどの進化があったのか、大和田良氏が掘り下げていく。