岡嶋和幸の「あとで買う」

1,639点目:ソフトカーボン製の折りたたみ傘ケース

D-VEC「SOFT CARBON UMBRELLA CASE」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

D-VEC「SOFT CARBON UMBRELLA CASE」

釣り具ブランドの「DAIWA」が立ち上げたアパレルブランド「D-VEC」(ディーベック)の折りたたみ傘を891点目で紹介しましたが、本日は傘ケースです。

以前は54点目、現在は1,107点目で紹介した傘ケースを愛用していますが、それぞれ良い点と改善してほしい点があり、自分の用途でこれだと思える製品にまだ出会えていません。

引き続き理想の折りたたみ傘ケースを探していますが、こちらはカーボンクロスの表裏に軟質の樹脂フィルムをヒートラミネートしたソフトカーボン製。レザーのような質感の防水素材により水分が漏れにくくなっています。完全防水ではありませんが、前述の2製品のように吸水素材が使われていないのでスリムです。

販売価格は50cmが7,150円前後、60cmが7,700円前後と、折りたたみ傘を買えてしまうお値段。この「50cm」や「60cm」は同ブランドのカーボンテクノロジーアンブレラの親骨の長さで、それらの製品がすっぽり収納できるケースであることを示しています。50cm用は折りたたみ時の長さが約21.5cm、60cm用は約25.5cmなので、他社の傘を収納するときはこれを目安にすると良いでしょう。折りたたんだときの太さも要注意です。

ちなみに現在愛用しているのは1,122点目で紹介したムーンバットの「urawaza slim」で、折りたたみ時の長さは27.5cm。60cm用の傘ケースでも収納できそうにありません。残念。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。