岡嶋和幸の「あとで買う」

891点目:釣り竿のカーボン設計や製造ノウハウを応用した傘

D-VEC「カーボンテクノロジーアンブレラ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

D-VEC「カーボンテクノロジーアンブレラ」

いまの季節は「曇りときどき雨」の天気予報のときに撮影をすることが多く、そのため傘の携行は必須です。大きく重いと持ち運びに不便なので、できるだけ軽量コンパクトで丈夫なものを選ぶようにしています。

最近気になっているのが、釣り具ブランドの「DAIWA」が立ち上げたアパレルブランド「D-VEC」(ディーベック)の折りたたみ傘です。DAIWAのフィッシングロッドに使われているカーボンテクノロジーを応用し作られた製品で、7本の親骨の長さは約60cm、開いたときの直径は約101cmで、収納時は約25cmになります。重さは約112g。90%超の紫外線遮蔽率で、日傘としても使用可能です。

シックなデザインと上質さが物欲をそそります。販売価格は1万4,300円前後。色はグレー、ネイビー、カーキ、ベージュ、ブラック、オレンジが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。