岡嶋和幸の「あとで買う」

1,122点目:3秒で折りたためる軽量スリムの傘

ムーンバット「urawaza slim」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ムーンバット「urawaza slim」

1,107点目で折りたたみ傘を入れる吸水ケースを紹介しましたが、今年はこれに何を入れるのか、肝心の傘をまだ決めていませんでした。もうすぐ梅雨入りなのでようやく結論が出ました。今回購入したのはこちらの製品です。

これまで使っていた傘も自動開閉タイプでした。撮影で片手が塞がっているとき、急な雨でも素早く開けて便利だったので、今回もボタン1つで操作できる同様のものを選びました。もう少しサイズが大きい手動開閉タイプのものとどちらにするか悩んだのですが、最終的には重さが決め手となりました。

親骨の長さが60cmの手動開閉タイプが約295gであるのに対し、55cmの自動開閉タイプは約275gとわずかに軽量です。これら「urawaza」シリーズは世界初の形状安定技術を採用し、素早く折りたためる点も魅力です。

裏側に貼られた特殊シートがガイドの役割を果たし、シワにならずに折りたたみやすくなっています。しかもスリムでコンパクトで持ち歩きに便利です。

55cmの自動開閉タイプの販売価格は6,400円前後、60cmの手動開閉タイプは6,000円前後です。手動開閉タイプは親骨の長さが50cmと55cmのものも選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。