特別企画
HUAWEI Mate10 Proで桜を撮る
スマホ片手にブラ撮り
2018年4月2日 08:06
春真っ盛りで桜が見頃を迎えている。デジタルカメラでの撮影も楽しいが、今回はライカレンズ搭載のAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate10 Pro」を手に、ブラブラと桜を撮影に出かけてみた。
「HUAWEI Mate10 Pro」のメインカメラはF1.6のライカレンズデュアル仕様。1,200万画素カラーセンサーと2,000万画素モノクロセンサーの2種類で構成される。ボケを擬似的に作り出す「ワイドアパーチャ」モードと、「AIプロセッサー」によるリアルタイム「シーン・被写体認識」がウリのAndroidスマートフォンとなっている。スペックなど詳しいことは以前の記事を参照していただきたい。
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速写性・携帯性
神保町にあるデジカメ Watch編集部から皇居に向かいお濠沿いに歩く。平日の真っ昼間だがとても多くの人たちが花見に訪れており、自分のペースで歩くこともじっくりと撮影で立ち止まることもできない。その点スマートフォンなら素早く撮影が可能だ。
HUAWEI Mate10 Proをポケットからサッと取り出し、構えると同時に指紋認証でクイックにロックを解除。そのまま桜と菜の花の様子をサクッと高精細にキャプチャーできた。
5,120×3,840ピクセルの20Mモード
桜の名所・千鳥ヶ淵緑道にやってきた。この全長約700mの遊歩道は多くの桜が植えられ、お濠の風情とともに満開の桜を味わえる人気スポットとなっている。ボート乗り場近くの展望台から、色とりどりのボートと一緒にその様子を撮影する。
このカットはHUAWEI Mate10 Proの20Mモードで撮ったもの。5,120×3,840ピクセルの高解像度で、水面に浮かぶ花びらから土手で咲き誇る桜、ボートを楽しむ人々までしっかり捉えられた。
ダイナミックレンジ
遊歩道をゆっくりと進む。もの凄い混雑なのでいい撮影スポットでは前の人が撮り終わるまで順番を待つほどである。
ここでは右上方に桜の枝をシルエットで入れ込み、桜の中からお濠をのぞき込んでいるような構図にした。HUAWEI Mate10 Proはハイライト部からシャドウ部まで、メリハリのある絵を提供してくれる。
ワイドアパーチャモード
場所を変えて神奈川県川崎市の二ヶ領用水にやってきた。ここは多摩川から流れ出す水路沿いに桜が植えられており、のんびりと川床からお花見ができる気持ちのいい場所である。
HUAWEI Mate10 Proは撮影後にピント位置とボケ量を自在に変化させることができる「ワイドアパーチャ」モードが特徴だが、それを使って花見の宴を楽しむ人たちをぼかして、桜だけを浮かび上がらせた。
シーン・被写体認識
HUAWEI Mate10 ProはAIによるリアルタイムのシーン・被写体認識がウリで、レンズを向けるだけで撮影対象を瞬時に判別し、最適なモードで誰でも簡単に撮影ができる。桜は「花」モードとなり色、コントラスト、明るさ、露出などを自動的に調整、好ましい写真になる。
もっと色合いを変えたいという場合はメニューから簡単に色合いを調整できるのだ。このカットの場合は「鮮明な色」をチョイスして、よりメリハリがある仕上がりにした。
HUAWEI nova 2
HUAWEI nova 2 でも撮ってみた。こちらもなかなか高精細感ある描写で、桜のディテールをうまくキャプチャーできた。儚く淡い難しい色合いも見事に出ている。小さくて軽くスタイリッシュなモデルなので、これから人気が出そうな端末だと感じた。
長時間露光
暗所にも強いHUAWEI Mate10 Proだが、ここは高感度で撮影せず、三脚を使って夜桜を楽しむ人々とともに桜を撮ってみた。スマートフォンを三脚に固定する場合はアクセサリーが必要となる。今回はマンフロットの「TwistGripスマートフォンアダプター」を使用して三脚にマウントした。
HUAWEI Mate10 Proをマニュアルモードにし、スローシャッターにして宴会中の人々をブラして撮影。自分のイメージ通りにいろいろ設定を変えて撮ってみるのがオススメだ。
またHUAWEI Mate10 Proは「夜間撮影」モード、「ライトペインティング」モードなど暗い場所でも撮影が楽しめるモードが充実しているので試してみるのもいいだろう。
なお桜の有名スポットは三脚使用が禁止されているところが多いので撮影時には留意して撮影をエンジョイしたい。