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ファーウェイ、ライカダブルレンズの最上位スマホ「Mate 10 Pro」

レンズがF1.6に大口径化 自動で撮影パラメーターを最適化

HUAWEI Mate 10 Pro

ファーウェイ・ジャパンは、スマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」を12月1日に発売する。店頭予想価格は税別8万9,800円前後の見込み。

同社の最上位グレードとなるSIMロックフリー端末。Android 8.0 OreoおよびEMUI 8.0を採用する。カラーはミッドナイトブルーとチタニウムグレー。

同社の上位モデルとして、引き続きLeicaブランドのダブルレンズカメラを搭載するのが特徴。2,000万画素のモノクロセンサーのレンズと、1,200万画素のカラーセンサーのレンズを搭載する。レンズは、同社で最も明るいF1.6を実現した。

Kirin 970オクタコアCPU+i7コプロセッサなどの処理能力を使用することで、被写体をリアルタイムに分析。あらかじめインプットした1億枚に及ぶ様々な画像を活用して場面や物体を識別する。被写体の特徴などによって、自動でパラメータの設定を最適化するとしている。

加えて、被写体の動きを予測することで、被写体ブレを押さえるほか、AIアルゴリズムによりシングルレンズでも正確なボケが演出できるという。

なお、インカメラは800万画素でF2のレンズとなっている。

画面は6インチ(2,160×1,080ドット)の OLED HDRディスプレイ。コントラスト比は7万:1とする。輝度は従来から約30%向上した。

本体はIP67の耐水/防塵仕様。内蔵メモリはRAMが6GB、ROMが128GB。MicroSDカードスロットは無い。Type-C USBコネクタを装備する。

外形寸法は約74.5×154.2×7.9mm、重量は約178g。

併せて、Leicaブランドのカメラなどを省略した「HUAWEI Mate 10 lite」を12月8日に発売する。希望小売価格は税別4万2,800円。

メインカメラは、1,600万画素+200万画素のダブルレンズ方式を採用している。

HUAWEI Mate 10 lite

本誌:武石修