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53gの超軽量アクションカメラ「Insta360 GO Ultra」が登場。AIチップ搭載で低照度下にも強み

Insta360Japan株式会社は8月21日(木)、アクションカメラ「Insta360 GO Ultra」を発売した。コンパクトサイズを特徴とする“GO”シリーズの新モデル。カラーはブラックとホワイト。

53gの超軽量ボディに、同社アクションカメラのAceシリーズや、360°カメラのXシリーズで培ってきたカメラ技術を収めたという新モデル。“親指サイズ”のデザインが特徴的だった従来モデルから、スクエア型のようなデザインに変更している。

イメージセンサーのサイズは1/1.28インチとなっており、前モデル「GO 3S」比で221%大型化。また新開発の5nm AIチップを搭載したことで、滑らかで高精細な4K/60fpsの映像記録を実現したという。

また、AceシリーズやXシリーズで採用していたPureVideoモードも搭載した。低照度環境での撮影に強みを発揮するモードで、AIアルゴリズムによりノイズを低減するという。昼夜を問わず自然な色彩を再現するというアクティブHDR機能も備えた。

充電機能を搭載したケース型アクセサリー「アクションポッド」も踏襲。前モデルから、タッチ式の背面モニターが2.5インチへとサイズアップしていたり、グリップのような形状が備わっていたりと刷新がみられる。

前モデルから駆動時間も大幅に向上した。カメラ単体で70分、アクションポッドとの組み合わせで200分の駆動時間としている。GO 3Sは単体で38分、アクションポッドとの組み合わせで140分だった。

microSDカード(~2TB)スロットを搭載。前モデルは本体に内蔵するストレージのみだったため、本モデルで容量不足への不安を解消した。

本体はマグネットベースを内蔵しており、引き続きハンズフリーでの撮影用途も想定している。標準版キットにはマグネット式簡易クリップと磁器ペンダントが同梱。

またInsta360アプリも刷新しており、AI搭載の編集機能で撮影した映像を即座にSNS向けコンテンツに変換できるようになったという。家族や友人の映像を自動でアルバム化する新機能「AIファミリーモーメンツ」も搭載した。

  • 絞り:F2.85
  • 35mm判換算焦点距離:14.27mm
  • 写真解像度:最大50MP
  • 動画解像度:4K60fps、1080p240fpsなど
  • 音声モード:自動風切り音低減(2段階切り替え)、ステレオ、音声強調
  • 音声ファイル形式:48kHz、32bit
  • ストレージ:microSD
  • バッテリー容量:500mAh(カメラ単体:)、1,450mAh(アクションポッド)
  • 外形寸法:46×45.7×18.3mm(本体)、46x45.7x22.4mm(本体+レンズガード)、70.4×48.8×33.3mm(アクションポッド)
  • 重量:52.9±0.5g(カメラ)、108.5±0.5g(アクションポッド)
本誌:宮本義朗