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ライカ監修スマホ第2弾「LEITZ PHONE 2」。“ノクティルックス50mm”などレンズシミュレーション搭載
1インチ・約4,720万画素CMOSセンサー
2022年11月10日 11:11
ソフトバンク株式会社は、ライカカメラ社が監修したスマートフォン「LEITZ PHONE 2」を11月18日に発売する。販売はソフトバンクオンラインショップ/ソフトバンクショップ限定。価格は税込22万5,360円。実機の展示は、全国約850店舗の主要量販店・ソフトバンクショップと、ライカ直営店(銀座・京都)を予定している。
約4,720万画素の1インチCMOSセンサーと、35mm判換算19mm相当のSUMMICRON 19mm F1.9 ASPH.レンズを搭載するスマートフォン。本体デザインとカメラ周りをライカカメラ社が監修している。OSはAndroid 12。
従来のLEITZ PHONE 1は、有効2,020万画素の1インチCMOSセンサーを採用。搭載レンズはLEITZ PHONE 2でも変更はないが、最短撮影距離が短くなり、レンズ前12〜15cmから撮影できるようになったという。AFは全画素を使用した像面位相差検出の「Octa PD-AF」で、高速高精度を実現したとしている。
約4,720万画素記録は、オプションの「ハイレゾモード」時に利用可能。通常時は1,180万画素で記録される。RAW記録や、4K/フルHDの動画(8Kも最大1分まで記録可能)も撮影可能。
機能面の新要素として、ライカの世界観を意識した画作り機能「Leitz Looks」に、“ライカMレンズにインスパイアされたレンズシミュレーション”が加わった。「SUMMILUX 28mm」「SUMMILUX 35mm」「NOCTILUX 50mm」の3モードを選択可能で、画角と撮影距離に応じたボケの表現をシミュレートするという。
また、Leitz Looksの色調はオリジナルのほか「MONOCHROME」「CINEMA CLASSIC」「CINEMA CONTEMPORARY」の3種類を選択可能。レンズシミュレーションとの組み合わせで楽しめるとしている。
そのほか、撮影を助ける新しいウィジェットとして「Golden Hour Widget」を搭載。写真撮影に最適という、日の出直後と日没直前(いわゆるゴールデンアワー)の時間帯を知らせるもので、現在地情報に基づいて表示される。
CPUはSnapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform(2.9GHz+1.7GHzオクタコア)。ストレージは512GB。防水・防塵はIPX5・IPX8(お風呂対応)/IP6X。イヤホンマイク端子(3.5mm)、USB Type-C端子を備える。おサイフケータイに対応。
本体カラーは「ライカホワイト」。ホワイトカラーのモチーフは、M型デジタルの限定モデル「ライカM8ホワイト」だという。側面にローレット加工を加えたアルミ削り出し外装に、シルバーのアルマイトを施している。背面仕上げは、LEITZ PHONE 1はブラックカラーにマット仕上げのガラスだったが、LEITZ PHONE 2は反射のあるガラス面とホワイトカラーに変更された。
レンズ周囲のブランド表記は「LEICA」から「LEITZ」に変わり、赤丸のLeicaバッジも“Leitz”のものに統一されている。レンズキャップの筆記体ロゴも“Leitz”になった。
外形寸法は約77×161×9.3mm。重量は約211g。シリコーン製ケースとレンズキャップが付属する。